前回記事で上げたレシピのうち、主に青字箇所について解説。


①コンボ&勝ち筋
 in→幽霊のゆらめき+二重詠唱の魔道士
 out→アドグレイス、逆転棒、セルフLO(マニアック他)

この前の改良に関する記事を参照。(https://divejunkie.diarynote.jp/201905051423402791/
さらに下に記す④項の内容で、「ゆらめき+デュアルキャスター」を採用している真の理由が分かると思います。


②ドロー?
 in→ボーラスの城塞

灯争大戦がもたらした新兵器。
僕の型のブレイヤは序盤からマナファクトを大量展開するため、よくハンドを枯らしがち。このカードはそこを上手く補完してくれます。
0~2マナ域のファクトをデッキトップからポンポン置くだけで、マナ源とアドバンテージの両方を得ることが出来ます。
ミスチュー・ヴァンチュー・玉璽が捲れたら、残ライフ次第ですが迷わず無限凸を積み込んで、即刻勝ちにもいけます。

BBB3の6マナと重いカードですが、そもそもこのデッキの勝ち手段には、
 ・納墓+ミジックスの熟達=BR3(5マナ)
 ・ゆらめき+デュアルキャスター=URR3(6マナ)
を据えているため、マナカーブ的に違和感ありません。
さらに、各種リアニスペルやネクロポーテンスをキャストするためにBの色マナ確保をスムーズに出来るマナ基盤構成としているため、トリプルシンボルがネックになることもありません。

昨日は目立った活躍をさせることが出来ませんでしたが、これからドンドン使い込んでいきたい1枚です。
(でもやっぱりネクロポーテンスには敵わないんだよなー)


③妨害
 in→撤廃者、滅び、隠匿+探求
 out→カオスワープ、最後の生き残り、マインドセンサー

まずはワールドゴージャーというリスキーな勝ち手段を選択しているため、安全に通すべく沈黙にプラスして撤廃者を新規雇用。
昨日は上手く機能してくれて、撤廃者が遅延の対象になってくれたおかげで勝ちを拾うことが出来ました。
しかし友人から指摘を受けた通り、この枠には除去をも担える《時を解す者、テフェリー》を採用してもいいように思っています。
全体除去を複数搭載しているため、インスタントタイミングでソーサリーを撃ち込めるのも旨味。
しかし、フェアリーの忌み者やトーモッドの墓所といった、ピンポイントの墓地対策を防げる撤廃者ならではの強みもあるんだよなー。
要検討事項。
(リンクいただいているなかみねさんから、撤廃者では忌み者を防げないと教えていただきました。有難う御座います。詳しくはwikiを参照→http://mtgwiki.com/wiki/%E5%A0%82%E3%80%85%E3%81%9F%E3%82%8B%E6%92%A4%E5%BB%83%E8%80%85/Grand_Abolisher

滅びは最後の生き残りと入れ替え。
前はガドックが怖くて最後の生き残りを採用していましたが最近はあまり見ないし、何よりランダムで1体生存させてしまったせいで負ける試合がしばしばあったので。
至高の評決と迷ったのですが、このデッキで生み出しやすい色マナ的に滅びを選択しました。

隠匿+探求は、置物除去兼マインドセンサーの役割を担うことの出来る神カード。
以前採用していた削剥は石のような静寂の前で無駄牌になっていましたし、カオスワープは重い。
さらに、身内環境にはライブラリーと墓地をリンクさせてコンボを狙う黒緑系のデッキが多いため、探求が非常に良い仕事をします。
トラシオス&ティムナのハルクフラッシュ、ギトラグのダクムーアループ、メーレンの歯と爪&生き埋め、ゲイヴの再誕のパターン&加護織りの巨人 などなどメタ先には事を欠かさない。


④マナ基盤
 in→Jeweled Amulet、Copy Artifact

Jeweled Amuletは、最序盤はマナチャージで加速の役割を担って、役割を果たした後はブレイヤの弾になってくれます。
Copy Artifactは、加速兼ブレイヤのコピーになったりして頭数を増やし、ティムナ・オジュタイ・ギセラなどの侵攻を阻むのに一役買います。
(モダンホライゾンで対抗色タリスマンが出るので、両方とも抜けるかもしれませんが)


土地についても、29枚に減らしたりして試験運用しましたが最終的に30枚で落ち着きました。
本記事で最大の議題にしたいのが、デッキの総マナコストは148と軽いのに、マナ加速22枚・土地30枚で合計52枚も割いているという点です。

以前採用していた「暴君コンボ」「逆転棒」では、マナファクトに「マナ加速」「ブレイヤの弾」「コンボパーツ」の3つの役割がありました。
そこに矛盾があったのです。

ファクトをバラまいた後、コンボパーツが揃うまではブレイヤで盤面制圧して時間を稼ぎたい
→しかし、マナファクトを弾にするとコンボパーツを失ってしまう
→結果、早々にブレイヤとトークンを弾にするしかなく、盤面を維持できず押し負ける

こんな感じです。

この問題点を、直接的勝ち手段に「ワールドゴージャー」&「ゆらめき+デュアルキャスター」という2本軸を据える事で解消することが出来ました。
真のコンボパーツは「土地」であり、マナファクトの主な役割は「マナ加速」「ブレイヤの弾」の2つと考えることによって、必要な局面では遠慮なく射出することが出来るのです。
その結果、ブレイヤで盤面維持し続けて、中~長期戦でも脱落せずに戦い切ることが出来るようになりました。
マナフラしそうならマナファクトを弾にして時間を稼ぎ、ゆっくり土地を伸ばしていけばいいのです。
例えば昨日も発生したのですが、初手が土地3枚+加速2枚あるのにファーストドローがまた土地という状況でも、大きなストレスなくゲームを進めることが出来ます。


ここまで良い内容ばかり書いてしまいましたが、当然以前のような瞬間的・爆発的な殺傷能力はなくなってしまったので、身内環境以外では話が変わってくると思います。
結局は、自分が戦いたい環境に合わせてデッキをUpdateしたらいいですよー。
みたいな記事になってしまったww
昨日は約1ヶ月振りの身内対戦。
5時間弱で6~7戦という、ロングゲームの日になりました。
ナジーラは勝ち星なしでしたが、Update版のブレイヤは見事に嵌まって2勝!

その気になってしまったので紹介記事を残します。
まずはレシピを投下。

【ジェネラル】
エーテリウム造物師、ブレイヤ/Breya, Etherium Shaper

【コンボ&勝ち筋】9枚
納墓/Entomb
ミジックスの熟達/Mizzix’s Mastery
無限への突入/Enter the Infinite

動く死体/Animate Dead
Dance of the Dead
ネクロマンシー/Necromancy
世界喰らいのドラゴン/Worldgorger Dragon

幽霊のゆらめき/Ghostly Flicker
二重詠唱の魔道士/Dualcaster Mage


【ドロー】10枚
師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top
渦まく知識/Brainstorm
信仰無き物あさり/Faithless Looting
Mystic Remora
ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn’s Prodigy
大あわての捜索/Frantic Search
意外な授かり物/Windfall
Wheel of Fortune
ネクロポーテンス/Necropotence
ボーラスの城塞/Bolas’s Citadel

【サーチ】9枚
神秘の教示者/Mystical Tutor
悟りの教示者/Enlightened Tutor
吸血の教示者/Vampiric Tutor
伝国の玉璽/Imperial Seal
ギャンブル/Gamble
リム=ドゥールの櫃/Lim-Dul’s Vault
悪魔の教示者/Demonic Tutor
直観/Intuition
最後の別れ/Final Parting

【妨害】18枚
否定の契約/Pact of Negation
精神的つまづき/Mental Misstep
白鳥の歌/Swan Song
狼狽の嵐/Flusterstorm
秘儀の否定/Arcane Denial
遅延/Delay
マナ吸収/Mana Drain
意志の力/Force of Will

沈黙/Silence
堂々たる撤廃者/Grand Abolisher

蒸気の連鎖/Chain of Vapor
剣を鍬に/Swords to Plowshares
サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift
摩耗+損耗/Wear+Tear
毒の濁流/Toxic Deluge
滅び/Damnation
隠匿+探求/Hide+Seek


概念泥棒/Notion Thief

【ユーティリティー】1枚
ヨーグモスの意志/Yawgmoth’s Will

【マナ加速】22枚
魔力の墓所/Mana Crypt
モックス・ダイアモンド/Mox Diamond
金属モックス/Chrome Mox
オパールのモックス/Mox Opal
水蓮の花びら/Lotus Petal
Jeweled Amulet
魔力の櫃/Mana Vault
太陽の指輪/Sol Ring
暗黒の儀式/Dark Ritual
厳かなモノリス/Grim Monolith
友なる石/Fellwar Stone
威圧のタリスマン/Talisman of Dominance
発展のタリスマン/Talisman of Progress
耽溺のタリスマン/Talisman of Indulgence
ディミーアの印鑑/Dimir Signet
イゼットの印鑑/Izzet Signet
アゾリウスの印鑑/Azorius Signet
ラクドスの印鑑/Rakdos Signet
オルゾフの印鑑/Orzhov Signet
ボロスの印鑑/Boros Signet
Copy Artifact
陰謀団の儀式/Cabal Ritual

【土地】30枚
冠雪の島/Snow-CoveredIsland
冠雪の沼/Snow-CoveredSwamp
Underground Sea
Volcanic Island
Scrubland
Badlands
Plateau
湿った墓/Watery Grave
蒸気孔/Steam Vents
神聖なる泉/Hallowed Fountain

溢れかえる岸辺/Flooded Strand
汚染された三角州/Polluted Delta
沸騰する小湖/Scalding Tarn
霧深い雨林/Misty Rainforest
血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire
湿地の干潟/Marsh Flats
新緑の地下墓地/Verdant Catacombs
乾燥台地/Arid Mesa
樹木茂る山麓/Wooded Foothills
吹きさらしの荒野/Windswept Heath

雲海/Sea of Clouds
変遷の泉/Morphic Pool
特別観覧室/Luxury Suite

古えの墳墓/Ancient Tomb
ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth

統率の塔/Command Tower
真鍮の都/City of Brass
マナの合流点/Mana Confluence
宝石の洞窟/Gemstone Caverns
霊気拠点/Aether Hub

ジェネラルを除く総マナコスト:148
実際のキャストに要する色マナ数
 U:27
 B:24
 R:9
 W:7

主な変更箇所を青字にしました。
次の記事で解説を。
約5ヶ月振りのデッキ紹介記事。
9月に「そのうち記事にする」なんて言っておきながら、結局11月になってしまいました(汗)

友人たちの協力のお陰でとうとう、最愛のブレイヤちゃんを(自分の中では)完成させることが出来ました。
彼らへの御礼の意を込め、デッキレシピを掲載します。
【ジェネラル】
エーテリウム造物師、ブレイヤ/Breya, Etherium Shaper

【コンボ&勝ち筋】12枚
納墓/Entomb
ミジックスの熟達/Mizzix’s Mastery
無限への突入/Enter the Infinite

動く死体/Animate Dead
Dance of the Dead
ネクロマンシー/Necromancy
世界喰らいのドラゴン/Worldgorger Dragon

等時の王笏/Isochron Scepter
劇的な逆転/Dramatic Reversal

研究室の偏執狂/Laboratory Maniac
Demonic Consultation
汚れた契約/Tainted Pact

【ドロー】9枚
師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top
渦まく知識/Brainstorm
信仰無き物あさり/Faithless Looting
Mystic Remora
大あわての捜索/Frantic Search
意外な授かり物/Windfall
Wheel of Fortune
ダク・フェイデン/Dack Fayden
ネクロポーテンス/Necropotence

【サーチ】8枚
神秘の教示者/Mystical Tutor
悟りの教示者/Enlightened Tutor
吸血の教示者/Vampiric Tutor
伝国の玉璽/Imperial Seal
リム=ドゥールの櫃/Lim-Dul’s Vault
Demonic Tutor
直観/Intuition
最後の別れ/Final Parting

【妨害】18枚
否定の契約/Pact of Negation
精神的つまづき/Mental Misstep
白鳥の歌/Swan Song
狼狽の嵐/Flusterstorm
払拭/Dispel
秘儀の否定/Arcane Denial
遅延/Delay
意志の力/Force of Will

沈黙/Silence

蒸気の連鎖/Chain of Vapor
剣を鍬に/Swords to Plowshares
サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift
削剥/Abrade
摩耗+損耗/Wear+Tear
毒の濁流/Toxic Deluge
最後の生き残り/Last One Standing

エイヴンの思考検閲者/Aven Mindcensor
概念泥棒/Notion Thief

【ユーティリティー】2枚
瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage
ヨーグモスの意志/Yawgmoth’s Will

【マナ加速】20枚
魔力の墓所/Mana Crypt
モックス・ダイアモンド/Mox Diamond
金属モックス/Chrome Mox
オパールのモックス/Mox Opal
水蓮の花びら/Lotus Petal
魔力の櫃/Mana Vault
太陽の指輪/Sol Ring
暗黒の儀式/Dark Ritual
厳かなモノリス/Grim Monolith
陰謀団の儀式/Cabal Ritual
友なる石/Fellwar Stone
威圧のタリスマン/Talisman of Dominance
発展のタリスマン/Talisman of Progress
耽溺のタリスマン/Talisman of Indulgence
ディミーアの印鑑/Dimir Signet
イゼットの印鑑/Izzet Signet
アゾリウスの印鑑/Azorius Signet
ラクドスの印鑑/Rakdos Signet
オルゾフの印鑑/Orzhov Signet
ボロスの印鑑/Boros Signet

【土地】30枚
Underground Sea
Volcanic Island
Badlands
Scrubland
Plateau
湿った墓/Watery Grave
蒸気孔/Steam Vents
神聖なる泉/Hallowed Fountain
血の墓所/Blood Crypt
神無き祭殿/Godless Shrine

溢れかえる岸辺/Flooded Strand
汚染された三角州/Polluted Delta
沸騰する小湖/Scalding Tarn
霧深い雨林/Misty Rainforest
血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire
湿地の干潟/Marsh Flats
新緑の地下墓地/Verdant Catacombs
乾燥台地/Arid Mesa
樹木茂る山麓/Wooded Foothills
吹きさらしの荒野/Windswept Heath

雲海/Sea of Clouds
変遷の泉/Morphic Pool
特別観覧室/Luxury Suite

古えの墳墓/Ancient Tomb
ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth

統率の塔/Command Tower
禁忌の果樹園/Forbidden Orchard
真鍮の都/City of Brass
マナの合流点/Mana Confluence
宝石の洞窟/Gemstone Caverns

ジェネラルを除く総マナコスト:143

前回レシピ(https://divejunkie.diarynote.jp/201805061642007565/)からの変更点

【解雇した要素&カード】
・暴君(我が相棒…。)
・アドグレイス
・リス研
・商人の巻物、粗石の魔道士
・生き埋め
・汚損破
・Fire Covenant
・虹色のレンズ
・Copy Artifact

【採用した要素&カード】
・逆転棒
・マニアック、デモコン、汚れた契約
・ダク・フェイデン
・伝国の玉璽
・払拭
・削剥
・最後の生き残り
・マインドセンサー
・新たに入手した強い土地(デュアルランドなど)


次回は本シリーズの締めくくりのつもりです。
「完成形に至った経緯・理由について」
ブレイヤ紹介記事の続きです。
タイトルの通り、フェッチランドで引っ張ってきたり、手札に複数入ってきたマナファクトを並べるにあたって優先していく順番について考察します。

デッキ内のシンボルの色別割合は、
 U:45%
 B:32%
 R:15%
 W:8%
となります。しかし、青の無限凸や赤のゴージャーなど、実際にはキャストすることのないカードのシンボルまで含まれているため、この情報だけを鵜呑みにする訳にはいきません。
あくまで僕個人の考えですが、自らの勝利、即ちコンボに必要な色マナを優先して揃えていくのが吉かと。
(無論、その時の手札や状況に応じて、本当に優先すべき色から確保しなきゃいけないのは自明の理)

そんな訳で即死コンボに必要な色マナを、マナコストの少ない順に列挙。


①B+B1
納墓→動く死体 or Dance of the Deadでゴージャーコンボ。
4色分のマナファクトが揃っているなら暴君リアニの方が安全。(※1)
納墓のBは相手ターン中に支払えるのが偉い。(※2)
このデッキで一番スリムなパターン。

②B+B2
納墓→ネクロマンシーでゴージャーコンボ。
(※1)(※2)
自分の勝利という視点で考えると①の下位互換ですが、墓地対策にもなり得るネクロマンシーならではのメリットもあります。

③B+R3
納墓→ミジックスの熟達で踏み倒し無限凸。
(※2)
引き切った後は基本暴君コンボ狙いで、どうしてもダメな場合のみゴージャーコンボへ。(※3)

④B2+B1
生き埋め→動く死体 or Dance of the Deadでゴージャーコンボ。
(※1)

⑤R2+B1
信仰無き物あさりFB→動く死体 or Dance of the Deadでゴージャーコンボ。
(※1)
相手ターン中の直観で御膳立て出来た場合などの選択肢。(※4)

⑥B2+B2
生き埋め→ネクロマンシーでゴージャーコンボ。
(※1)

⑦R2+B2
信仰無き物あさりFB→ネクロマンシーでゴージャーコンボ。
(※1)(※4)

⑧BB3+W
アドグレイス。
(※3)
妨害置物や墓地対策を躱す術。

⑨R2+R3
信仰無き物あさりFB→ミジックスの熟達で踏み倒し無限凸。
(※3)(※4)

⑩BB3+B1
最後の別れ→動く死体 or Dance of the Deadでゴージャーコンボ。
(※1)
最後の別れ1枚から勝てる。(※5)

⑪BB3+B2
最後の別れ→ネクロマンシーでゴージャーコンボ。
(※1)(※5)

⑫BB3+R3
最後の別れ→ミジックスの熟達で踏み倒し無限凸。
(※3)(※5)


合計マナコストが3~9と散っていますが、やっていることは基本全部同じで墓地活用しまくりw
こうやって書き出して見えてきたのが、Uは自らの勝利に全く貢献しないこと。
(勿論、コンボパーツを揃えるためのドローやサーチには使うけど)

そして分かり切っていたことではあるのですが、やはりBの確保こそがこのデッキの最重要課題。
上記とは相反しますが、Uを残すことで相手の行動抑止にも繋がるため、フェッチランドからは優先して青い土地持ってきたい。

という訳で、《Underground Sea》ほっすぅぃいいぃぃ~~!!(心の叫び)
今回は改良にあたって【in】となったカードを解説。
なんか前回の【out】と内容が重複しそうだけど、一応備忘録として残しておきます。


・生き埋め/Buried Alive
・動く死体/Animate Dead
・Dance of the Dead
・ネクロマンシー/Necromancy
・世界喰らいのドラゴン/Worldgorger Dragon
ゴージャーコンボの基本パッケージ。
元から採用していた墓地肥やし&墓地利用カードと相性が良いのは言わずもがな。
(信仰無き物あさり、大あわての捜索、意外な授かり物、Wheel of Fortune、納墓、直観)
EDHにおける「ハイリスク(=敗北の可能性)・ハイリターン(=高速)」な即死コンボの代表格なだけあって、その破壊力は想定以上。
勝率アップの立役者です。

・最後の別れ/Final Parting
ドミナリアで獲得した超新星。
7~8マナ(BBBを含む)で上記ゴージャーコンボに入れるのは勿論、4色分のマナファクトが揃っていれば安全に暴君リアニのルートへ。
さらに9マナ(BBRを含む)まで伸びていれば、ミジックスの熟達で踏み倒し無限凸!
場合によっては適当に墓地アドになりそうなカードを落としつつ、その時に欲しいアドバンテージ源or妨害などを持ってくるのもアリ。
入れない理由が見当たらないw

・狼狽の嵐/Flusterstorm
コンボに入る際、自ら積極的にストームを稼げるので入手出来る日を待ち焦がれていました。
アイコニックマスターズに再録してくれたWizardsに感謝っ!

・剣を鍬に/Swords to Plowshares
・汚損破/Vandalblast
・Fire Covenant
環境に応じて入れ替えたい妨害札。
詳しくは前回記事の「混沌のねじれ」を参照→http://divejunkie.diarynote.jp/201805072001181188/

・概念泥棒/Notion Thief
統率者2016でブレイヤが出た当初は入っていたけど、一時的に抜けていたヤツ。
実質的なKILLコンボになる手札リセットは現状、意外な授かり物とWheel of Fortuneの2枚のみですが、案外問題ない感じ。
むしろ身内環境のジェネラルには、コイツで機能不全に陥るジェネラルも多くてキラーカードになってくれる。
(トラシオス&ティムナ、ティシャーナ、ギトラグなど)
このデッキ唯一の妨害生物。

・瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage
スペル重視のデッキでは腐る場面なし。
コンボ、ドロー、サーチ、妨害etc.なんでもござれ。
たま~に瞬速ブロッカーとして僕のために体を張ってくれる良いヤツ。(パンドラ戦のエクトプラズマーブラマジ的なw)
格安価格で譲ってくれた友人に、この場を借りて御礼申し上げます。

・ヨーグモスの意志/Yawgmoth’s Will
序盤からマナファクト大量展開&積極的な墓地肥やしを行うこのデッキは、すぐにハンドが枯れがち。
また、高速展開出来たはいいけど後続に繋がらず、置物全除去を受ける場面も多い。
そんな時、再起を懸けた請負人になるのがこのカード。
暗黒の儀式、陰謀団の儀式との相性の良さは尋常ではなく、嵌った時の強さはピカイチ。
使う場面を選びますが、入っているといないでは大違いな1枚。

・Copy Artifact
前回記事に書いた通り、変形者と通電式キーを抜いたことにより入ってきました。
青マナが必要になるとは言え、自分より先に加速してきた相手に追いつく機会をもたらす良カード。
青いことがメリットにもなり、金属モックスやFoWの糧になるところが◎

・霊気拠点/Aether Hub
ゴージャーコンボで4色出すために採用。
4色デッキとはいえ、茶加速が基本なのでエネルギーカウンターを消費していてもそんなに苦になることはありません。
印鑑6枚をフル投入していることもあり、割と無色マナで問題なかったり。
宝石鉱山もアリな気がしますが、個人的にこちらが好み。

・青絡みでないデュアルランド3種
入れて当然。早く青絡みの3種も揃えたい…。
来月バトルボンドで擬似友好色デュアルランドが出るので心待ち。


以上で中身の解説は終わりです。
次回はちょっと脱線した記事になる予定。
昨年夏から1年弱に渡って考え抜いた末、抜けていったカード達。
前回記事で挙げた16枚をグループ分けして解説します。
こちらの都合で記載順が前後しています。ご留意を。


・火想者の予見/Firemind’s Foresight
・来世の警告/Behold the Beyond
1枚で勝てるカードですが、「軽い2枚コンボ=ゴージャーコンボ」を優先してout。
詳細はこちらの記事を参照→http://divejunkie.diarynote.jp/201712181852511152/
さらにドミナリアで最後の別れを獲得したため、コイツ等でやりたいことの大半が低リスク&低コストで出来るようになりました。
余程のことがない限り、当分出番なし。

・最後の賭け/Final Fortune
上記の予見、警告が抜けたので自動的にout。
コンボに必要なマナをターンを跨いで分割払いする必要がなくなりました。

・呪文ねじり/Spelltwine
軽快に動けるゴージャーコンボの採用により、6マナかかるコイツは重すぎと判断。
瞬唱の魔道士を入手したため、ミジックスの熟達を打ち消された場合でも同じ6マナで再チャレンジ出来るようになりましたし。
また、僕の踏み倒し無限凸は代名詞みたいになってきて、身内間で全く通らなくなってきたことも一因。

・掘葬の儀式/Unburial Rites
ゴージャーコンボで使う2~3マナのエンチャントリアニを投入したため、重いコイツを使う必要なし。
また、直観→信仰無き物あさりFBから暴君釣り上げを狙う機会も激減したので。

・研究室の偏執狂/Laboratory Maniac
・汚れた契約/Tainted Pact
現状抜けてるけど、極々最近は再雇用したくなってます。
カースドトーテムや各種墓地対策置物が置かれている場合はアドグレイス始動で何とかなるのですが、無のロッドの場合はマジでどうしようもないデッキ構成なので…。

・一日のやり直し/Day’s Undoing
・時のらせん/Time Spiral
強いけど、墓地リソースを失う&敵3人に合計21枚のカードを与えてしまうデメリットの方が大きいのではないか?と考えてout。
Timetwisterを持ってない言い訳にもなるしねw
やり直しの方は、最後の賭けを抜いたので強制ターン終了の旨味が消え去りました。
らせんは重い上に、土地が6枚も並ぶような遅いゲームで勝てるイメージを出来なくなったので。

・闇の誓願/Dark Petition
ダイレクトに生き埋めやエンチャントリアニ、ネクロポーテンスに繋がる。
あるいはマナを追加して、ミジックスの熟達やアドグレイスにも展開出来る器用なカードなのですが…。
やはりデッキの構造上、最後の別れに軍配。

・誤った指図/Misdirection
アイコニックマスターズで狼狽の嵐が再録→ようやく手の届くお値段に!
という短絡的な理由で入れ替わった被害者。
まぁ身内環境ではコイツでカウンター返しする場面がめっきり減ってしまったのでね。

・混沌のねじれ/Chaos Warp
正直ものすごく入れておきたい1枚。インスタントタイミングで打ち込める貴重な万能除去。
コイツを抜くに至るまでには色んな葛藤がありました。
枠を争ったのは払拭、赤霊破、剣を鍬に、汚損破、Fire Covenant。
6枚中3枚の選択を迫られ、最終的に身内環境を意識してout。
生物主体で茶ヘイトMAXな身内コミュニティでは剣を鍬に、Fire Covenantが必須。
また、何の因果なのか無のロッドを複数置かれて死体蹴りに遭うことも多々あり、汚損破を入れないと自分自身が置物化してしまう…。
外部に出たり、身内環境に変化があれば都度採用を検討したいカードです。

・虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb
・イゼットの魔除け/Izzet Charm
元々当落線上にいた奴ら。
マニアックが抜けてドローの魅力が薄れたのでout。
虚無の呪文爆弾で墓地対策する側に回るのも癪でした。

・ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph
過去、何度このカードに救われてきたことか!
グダついたゲームの時に暴君に化けて無限バウンスのフィニッシャーになってくれたり、相手のナーセットに化けてEasy Winさせてくれたり。
しかしながら、序盤から積極的にゲームを決めにかかるデッキコンセプトとなると、無色3マナ+ライフ2点払ってまでコピーしたい対象がないのも事実。
もう少し遅めで、太い構築にしたくなった時に声をかけるからね!

・通電式キー/Voltaic Key
デッキを引き切ってからの爆発的なマナ加速を期待して採用していました。
しかし冷静に考えてみると、このカードの採用によって瞬間的に増えるマナ量は無色1マナだけ。(魔力の櫃or厳かなモノリスと組んだ場合)
それでも採用すべきか悩みましたが、上記の変形者を抜いたこともあって最終的にCopy Artifactを選びました。


大体の理由は、
 ①ゴージャーコンボ採用による高速化
 ②生物主体の特殊な身内環境
のいずれかになると思います。
我ながらこれらの判断は的確だったようで、ずいぶん勝率も上がりました。(あくまで体感だけど)

次回は改良の際に【in】となったカードについて。
2月に上げた記事の続きが今になってしまいましたw
3ヶ月の間に色々調整が入り、デッキの根幹は変わらずとも地味に変化しているのでレシピから投下。

一昨日、身内対戦で約10戦中3勝と絶好調だったので、この気持ちが冷めないうちに記事にしておかないとね。
【ジェネラル】
エーテリウム造物師、ブレイヤ/Breya, Etherium Shaper

【コンボパーツ】9枚
ミジックスの熟達/Mizzix’s Mastery
無限への突入/Enter the Infinite

むかつき/Ad Nauseam
天使の嗜み/Angel’s Grace

潮吹きの暴君/Tidespout Tyrant

動く死体/Animate Dead
Dance of the Dead
ネクロマンシー/Necromancy
世界喰らいのドラゴン/Worldgorger Dragon

【ドロー】9枚
師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top
渦まく知識/Brainstorm
信仰無き物あさり/Faithless Looting
Mystic Remora
大あわての捜索/Frantic Search
意外な授かり物/Windfall
Wheel of Fortune
リスティックの研究/Rhystic Study
ネクロポーテンス/Necropotence

【サーチ】11枚
神秘の教示者/Mystical Tutor
悟りの教示者/Enlightened Tutor
吸血の教示者/Vampiric Tutor
納墓/Entomb
リム=ドゥールの櫃/Lim-Dul’s Vault
商人の巻物/Merchant Scroll
Demonic Tutor
直観/Intuition
粗石の魔道士/Trinket Mage
生き埋め/Buried Alive
最後の別れ/Final Parting

【妨害】16枚
否定の契約/Pact of Negation
精神的つまづき/Mental Misstep
白鳥の歌/Swan Song
狼狽の嵐/Flusterstorm
秘儀の否定/Arcane Denial
遅延/Delay
意志の力/Force of Will

沈黙/Silence

蒸気の連鎖/Chain of Vapor
剣を鍬に/Swords to Plowshares
汚損破/Vandalblast
サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift
摩耗+損耗/Wear+Tear
Fire Covenant
毒の濁流/Toxic Deluge

概念泥棒/Notion Thief

【ユーティリティー】2枚
瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage
ヨーグモスの意志/Yawgmoth’s Will

【マナ加速】22枚
魔力の墓所/Mana Crypt
モックス・ダイアモンド/Mox Diamond
金属モックス/Chrome Mox
オパールのモックス/Mox Opal
水蓮の花びら/Lotus Petal
魔力の櫃/Mana Vault
太陽の指輪/Sol Ring
暗黒の儀式/Dark Ritual
厳かなモノリス/Grim Monolith
友なる石/Fellwar Stone
虹色のレンズ/Prismatic Lens
威圧のタリスマン/Talisman of Dominance
発展のタリスマン/Talisman of Progress
耽溺のタリスマン/Talisman of Indulgence
ディミーアの印鑑/Dimir Signet
イゼットの印鑑/Izzet Signet
アゾリウスの印鑑/Azorius Signet
ラクドスの印鑑/Rakdos Signet
オルゾフの印鑑/Orzhov Signet
ボロスの印鑑/Boros Signet
Copy Artifact
陰謀団の儀式/Cabal Ritual

【土地】30枚
冠雪の島/Snow-Covered Island
Badlands
Scrubland
Plateau
湿った墓/Watery Grave
蒸気孔/Steam Vents
神聖なる泉/Hallowed Fountain
血の墓所/Blood Crypt
神無き祭殿/Godless Shrine
聖なる鋳造所/Sacred Foundry

溢れかえる岸辺/Flooded Strand
汚染された三角州/Polluted Delta
沸騰する小湖/Scalding Tarn
霧深い雨林/Misty Rainforest
血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire
湿地の干潟/Marsh Flats
樹木茂る山麓/Wooded Foothills
吹きさらしの荒野/Windswept Heath

地底の大河/Underground River
シヴの浅瀬/Shivan Reef
アダーカー荒原/Adarkar Wastes

古えの墳墓/Ancient Tomb
ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth

統率の塔/Command Tower
禁忌の果樹園/Forbidden Orchard
真鍮の都/City of Brass
マナの合流点/Mana Confluence
宝石の洞窟/Gemstone Caverns
風変わりな果樹園/Exotic Orchard
霊気拠点/Aether Hub

ジェネラルを除く総マナコスト:153

ここまでの変化が分かり易いように、昨年夏から経てきた変更点を以下に列挙。

【out】
・呪文ねじり/Spelltwine
・掘葬の儀式/Unburial Rites
・研究室の偏執狂/Laboratory Maniac
・汚れた契約/Tainted Pact
・最後の賭け/Final Fortune
・一日のやり直し/Day’s Undoing
・時のらせん/Time Spiral
・闇の誓願/Dark Petition
・火想者の予見/Firemind’s Foresight
・来世の警告/Behold the Beyond
・誤った指図/Misdirection
・混沌のねじれ/Chaos Warp
・虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb
・イゼットの魔除け/Izzet Charm
・ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph
・通電式キー/Voltaic Key

【in】
・動く死体/Animate Dead
・Dance of the Dead
・ネクロマンシー/Necromancy
・世界喰らいのドラゴン/Worldgorger Dragon
・生き埋め/Buried Alive
・最後の別れ/Final Parting
・狼狽の嵐/Flusterstorm
・剣を鍬に/Swords to Plowshares
・汚損破/Vandalblast
・Fire Covenant
・概念泥棒/Notion Thief
・瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage
・ヨーグモスの意志/Yawgmoth’s Will
・Copy Artifact
・霊気拠点/Aether Hub
・青絡みでないデュアルランド3種


次回は【out】となったカード16枚について。
更新するのに2週間空きましたが無事に生きております。
昨年末にそのうちレシピ掲載する予定~とか言っておきながら、ここまで引っ張ってしまいました。
では早速現在のレシピを。

【ジェネラル】
エーテリウム造物師、ブレイヤ/Breya, Etherium Shaper

【コンボパーツ】 9枚
ミジックスの熟達/Mizzix’s Mastery
無限への突入/Enter the Infinite

むかつき/Ad Nauseam
天使の嗜み/Angel’s Grace

潮吹きの暴君/Tidespout Tyrant

動く死体/Animate Dead
Dance of the Dead
ネクロマンシー/Necromancy
世界喰らいのドラゴン/Worldgorger Dragon

【ドロー】 10枚
師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top
渦まく知識/Brainstorm
信仰無き物あさり/Faithless Looting
Mystic Remora
大あわての捜索/Frantic Search
意外な授かり物/Windfall
Wheel of Fortune
リスティックの研究/Rhystic Study
ネクロポーテンス/Necropotence
時のらせん/Time Spiral

【サーチ】 11枚
神秘の教示者/Mystical Tutor
悟りの教示者/Enlightened Tutor
吸血の教示者/Vampiric Tutor
納墓/Entomb
リム=ドゥールの櫃/Lim-Dul’s Vault
商人の巻物/Merchant Scroll
Demonic Tutor
直観/Intuition
粗石の魔道士/Trinket Mage
生き埋め/Buried Alive
闇の誓願/Dark Petition

【妨害】 14枚
否定の契約/Pact of Negation
精神的つまづき/Mental Misstep
白鳥の歌/Swan Song
狼狽の嵐/Flusterstorm
秘儀の否定/Arcane Denial
遅延/Delay
意志の力/Force of Will

沈黙/Silence

蒸気の連鎖/Chain of Vapor
サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift
混沌のねじれ/Chaos Warp
摩耗+損耗/Wear+Tear
Fire Covenant
毒の濁流/Toxic Deluge

【ユーティリティー】 3枚
瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage
ヨーグモスの意志/Yawgmoth’s Will
ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph

【マナ加速】 22枚
魔力の墓所/Mana Crypt
モックス・ダイアモンド/Mox Diamond
金属モックス/Chrome Mox
オパールのモックス/Mox Opal
水蓮の花びら/Lotus Petal
魔力の櫃/Mana Vault
太陽の指輪/Sol Ring
暗黒の儀式/Dark Ritual
厳かなモノリス/Grim Monolith
友なる石/Fellwar Stone
虹色のレンズ/Prismatic Lens
威圧のタリスマン/Talisman of Dominance
発展のタリスマン/Talisman of Progress
耽溺のタリスマン/Talisman of Indulgence
ディミーアの印鑑/Dimir Signet
イゼットの印鑑/Izzet Signet
アゾリウスの印鑑/Azorius Signet
ラクドスの印鑑/Rakdos Signet
オルゾフの印鑑/Orzhov Signet
ボロスの印鑑/Boros Signet
Copy Artifact
陰謀団の儀式/Cabal Ritual

【土地】 30枚
冠雪の島/Snow-Covered Island
Scrubland
Plateau
湿った墓/Watery Grave
蒸気孔/Steam Vents
神聖なる泉/Hallowed Fountain
血の墓所/Blood Crypt
神無き祭殿/Godless Shrine
聖なる鋳造所/Sacred Foundry

溢れかえる岸辺/Flooded Strand
汚染された三角州/Polluted Delta
沸騰する小湖/Scalding Tarn
霧深い雨林/Misty Rainforest
血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire
湿地の干潟/Marsh Flats
樹木茂る山麓/Wooded Foothills
吹きさらしの荒野/Windswept Heath

地底の大河/Underground River
シヴの浅瀬/Shivan Reef
アダーカー荒原/Adarkar Wastes

古えの墳墓/Ancient Tomb
ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth

統率の塔/Command Tower
禁忌の果樹園/Forbidden Orchard
真鍮の都/City of Brass
マナの合流点/Mana Confluence
宝石の洞窟/Gemstone Caverns
風変わりな果樹園/Exotic Orchard
産業の塔/Spire of Industry
霊気拠点/Aether Hub


ジェネラルを除く総マナコスト:160


以下、昨年夏に掲載したレシピからの変更点について。

【out】
・呪文ねじり/Spelltwine
・掘葬の儀式/Unburial Rites
・研究室の偏執狂/Laboratory Maniac
・汚れた契約/Tainted Pact
・最後の賭け/Final Fortune
・一日のやり直し/Day’s Undoing
・火想者の予見/Firemind’s Foresight
・来世の警告/Behold the Beyond
・誤った指図/Misdirection
・虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb
・イゼットの魔除け/Izzet Charm
・通電式キー/Voltaic Key

【in】
・動く死体/Animate Dead
・Dance of the Dead
・ネクロマンシー/Necromancy
・世界喰らいのドラゴン/Worldgorger Dragon
・生き埋め/Buried Alive
・闇の誓願/Dark Petition
・狼狽の嵐/Flusterstorm
・混沌のねじれ/Chaos Warp
・Fire Covenant
・瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage
・ヨーグモスの意志/Yawgmoth’s Will
・Copy Artifact

他には土地構成が結構変わっていますが、理由としてはゴージャーコンボの採用とデュアルランドの入手ですね。
諸事情あって、年始に目標立ててから間もないのに年内には6種全部を揃えられない可能性大…。

詳しいデッキ解説はまた後日で!
ブレイヤに続いて、デッキ紹介の第二弾としてお伝えしてきたタシグルですが、本記事をもって一旦区切りにしようと思います。
約1ヶ月に渡って検討したこともあり、かなり満足のいくデッキに仕上がりました!

最後は初回の記事で上げたレシピからの変更点について。
(元レシピはこちら → http://divejunkie.diarynote.jp/201709101238215835/)


【out】
・知識の渇望/Thirst for Knowledge
元々は手札に来てしまったおにぎりやバリスタの処理手段として、あるいはタシグルをキャストするための探査コスト確保手段として採用していました。
しかし、自分が思っていたほどそれらを引き込むことはなく、特にバリスタに関しては手札に来ても0マナキャストすることで能動的に墓地送り出来ることに気付きました。
またタシグルの探査コストに関しては、実際にキャストしたいタイミングを想定すると異界の進化&暴君コンボのマナファクトが揃った時点であるため、ある程度ターン進行していることが予測されます。
そうなると5枚程度なら既に墓地に溜まっているでしょうから、何もこのカードを採用しなくとも良いのではないか?という結論に行き着きました。

・再利用の賢者/Reclamation Sage
前回記事参照。(http://divejunkie.diarynote.jp/201709231428086402/
置物除去よりもクリーチャー除去を優先すべき環境と感じたためです。


【in】
・急速混成/Rapid Hybridization
EDHのUBGカラーという条件限定ですが、おそらくクリーチャーのピン除去で最上位に位置するであろうカード。(猿術はイラストが嫌い)
青マナを構える必要がありますが、四肢切断では届かないところを処理できる点が素晴らしい。
一応これの他に、
 ・青いジェネラルキラーの《セファリッドの女帝ラワン/Llawan, Cephalid Empress》
 ・リアニメイトスペルと好相性で、除去耐性持ちにも機能する《肉袋の匪賊/Fleshbag Marauder》
も候補に挙がっており、正直今でも悩んでいます。
今回は丸さを優先してこちらを選択。

・ボジューカの沼/Bojuka Bog
タップインというデメリットは決して小さいものではありませんが、土地でありながら墓地対策も出来る貴重なカード。
呪文ではなく能力で墓地対策できるというのは本当に大事!(身内からのフェアリーの忌み者で何度分からされた事か…。)
今回は土地不足を解消したいという思いもあり、これを選択。
(記憶の旅を紹介して下さったなかみねさん、ごめんなさい。)


以上でDIVE式タシグルのデッキ紹介記事は完結です。
変身特化で組んでいた頃とは比較にならないほど、安定して勝利を狙えるデッキに仕上がりました。(あくまで自分の身内環境での話)
興味のある方は是非お試しあれ~♪
身内間ではありますが、ある程度の対戦数をこなして色々と反省点・改良点が浮かんだので一旦整理。
まず課題点から。

【課題1】クリーチャー除去
無のロッド・呪われたトーテム像・血染めの月・締め付けなどを意識した結果、置物除去を重視してデッキを組みました。
しかし、前々回~前回の記事の通り、僕の身内環境はやはりクリーチャー主体のデッキが多く、打撃戦になりがち。
現状、バウンス抜きで考えるとクリーチャー除去として使えるのは、
 ・内にいる獣
 ・四肢切断
 ・毒の濁流
の3枚。毒の濁流はソーサリーだし、四肢切断だと届かない大型クリーチャーも多い…。
異界の進化からシルバーバレットすることも可能だと考えて投入した再利用の賢者ですが、ここはクリーチャー除去に変えるべきか。

【課題2】土地不足
基本タシグルは1マナで出るし、デッキの総マナコストは155と軽め、マナ加速だって20枚もとっている訳だし、初手に2枚の土地があれば十分やろ~
なんて考えて、29枚に抑えていました。
(根拠はこちら参照 → http://divejunkie.diarynote.jp/201705290557083169/
しかし、毎度のことで僕のマナ基盤は狙われやすく、さらにネヘブや放浪者からの土地・アーティファクトリセット呪文を通してしまうと再起不能に陥りやすい。
思い返すと、外部の交流会でも同じような状況に陥っていました。
自分の動きを軸にした土地枚数の考え方自体を改める必要がありそう。

【課題3】墓地対策
自分が墓地利用しまくっているように、速度のあるキルパターンは大抵墓地絡み。
スキジリクスの生き埋めリアニのようにデッキ内にしれ~っと仕込まれている即死コンボもあれば、ギトラグ・カラドール・ケスのような墓地利用の権化みたいな強ジェネラルだって多い。
誰よりも先んじて仕掛けにいきたい自分ですが、墓地対策くらいは積んでおくべきか。


これらの反省を踏まえて、採用候補として浮かんだカードを以下に列挙。

・急速混成/Rapid Hybridization あるいは 猿術/Pongify
・水没/Submerge
・大瀑布/Cascading Cataracts
・ボジューカの沼/Bojuka Bog
・トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt
・虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb
・フェアリーの忌み者/Faerie Macabre

どれもそれぞれ特有の強みがあり、このデッキに入れると既存カードとのシナジーもありそう。
さて、何と入れ替えるべきか…。
前々回、前回の記事で触れてきた総マナコストの決定方法について。
おにぎりウーズで最速KILLを目指す場合の指標として、自分の考えをまとめます。

想定する条件は以下の2点。
 ①ゲーム開始から5ターン以内
 ②対戦相手3人のライフは初期値40のまま

これらを満たす最小の総マナコスト:xを計算します。
(とは言っても、使うのはせいぜい一次方程式で中学校の数学レベルですねw)

計算式は以下のようになるはずです。

 x-(A:ウーズコンボに使用するカードの合計マナコスト)-(B:5ターン目までにアクセスするカードの合計マナコスト)≧40×3


Aについて僕のデッキの場合で考えると、
 ・生き埋め:3マナ
 ・リアニメイトスペル(最も条件が厳しくなるネクロマンシーを想定):3マナ
 ・ウーズ:4マナ
 ・おにぎり:6マナ
 ・歩行バリスタ:0マナ

従って、A=16となります。


続いてBについて考えると、
 ・デッキの総マナコストがxなので、1枚あたりの平均マナコストはx/99
 ・初手7枚+5ターン分のドローで、アクセスしている合計枚数は12枚。そこから生き埋め+リアニメイトスペルの2枚はAに含まれているため除外し、10枚とカウント

従って、Bには(x/99×10)を代入することになります。

式を簡略化してまとめると、

 x-16-10/99x≧120

この方程式を解くと、

 x≧151.3

本当の意味でギリギリを狙うなら総マナコスト:152で良いことになります。
僕の場合はここに、生き埋めあるいはリアニメイトスペルを探すために、ドローorサーチカードを1枚以上は使っているだろうと想定し、最終的に155という値を設定しました。


次回は実践を踏まえた上での改善案・採用候補カードについて。
先人の方々が色々と研究されてきた内容ですが、僕なりにおにぎりウーズを搭載するデッキの総マナコストについて考えたいと思います。
あくまで個人的な見解ですので、ご指摘・ご意見等ある場合は是非コメントを入れて下さいm(_ _)m


前提として、僕個人としてはおにぎりウーズを勝ち筋に据える場合、特にメインプランとして視野に入れるならデッキの総マナコストは極限まで切り詰めるべきだと考えています。
そうすることの問題点として、せっかく生き埋め+リアニが揃ったのに敵全員を仕留めるだけの弾がデッキに残っていない!という事態に陥るリスクがあるのは確かです。

しかし、そもそも生き埋め+リアニのコンボがスムーズに通る状況とはいつかを考えた時、僕の感覚では「遅くとも開始5ターン以内」だとイメージしています。
以前にEDHデッキ構築論の記事を書いた際にも触れましたが、EDHは敵が複数いる関係上、ターンの進行に伴って自然とディスアドバンテージが嵩みます。
したがって、コンボの準備にもたついているとその間に敵の誰かが妨害札を引き込む可能性が膨らむため、勝ちが遠のくという理屈です。

とりわけ僕は最序盤(開始1~3ターン目)の展開・テンポこそが、EDHで勝ち得るための肝だと考えており、そのために中盤以降でないとキャストできない重いカードの投入はよく吟味してから行うようにしています。
そうすると最終的にはデッキの総マナコストが抑えられるようになるため、ほとんどの場合で僕の組むデッキは180以下になっています。
(レシピを残しているもので計算し直したら、平均172でした!)

勿論、おにぎりウーズを搭載する全てのデッキがそうでなければならないと考えているわけではありません。
例として、メインの勝ち筋が別に存在し、おにぎりウーズはあくまでサブプランだというケースです。(身内のスキジリクス毒殺デッキが正にそれに当たる)


と、ここまで長々と書いてしまいましたが結局は、

「必要最低限の弾だけがデッキに残るように総マナコストを決定すべき」

というのが結論になります。


次回は、DIVE式タシグルにおける具体的な総マナコストの決定方法について。
レシピ(http://divejunkie.diarynote.jp/201709101238215835/)を見てもらえば分かると思いますが、念のため勝ち手段についての解説。
見たまんまですが、簡単にまとめると以下の通り。

①タシグルを種に異界の進化 → 暴君コンボで有色無限マナ → タシグルの能力でライブラリー&墓地のカード使い放題(詳細は後述)
②生き埋め+リアニメイトスペル → おにぎりウーズ(納墓から暴君リアニで①に入るルートも有)
③マニアック+汚れた契約 → セルフLO

なんかEDHの代表的コンボ詰め合わせみたいになってしまったww
「コンボやるならUBG」なんて言葉もあるくらいですし、仕方ないですよね。
だってスゥルタイカラーだもの(みつを風)

この他にも、採用を検討した即死コンボとしてハーミットとハルクフラッシュがあります。
両者ともに速度や必要とするリソースの面で非常に優秀なのですが、デッキ内に仕込まなくてはならない潜在的無駄牌の多さが気になり、今回は見送りとしました。
また、これらを採用するのであれば、赤を足すことでさらに強化可能なイドリスやトラシオス&薬瓶砕きの存在もあり、それらの下位互換になりたくなかったという面もあります。
(ホンネを言えば、何が何でも暴君を勝ち手段に据えたかっただけなんですけどねw)

ではそれぞれのルートについて解説していきまーす!


①異界の進化ルート
暴君コンボで得た無限マナを元手に、タシグルの能力を延々起動することでライブラリー&墓地にある土地以外のカードを好きなだけ使えるようになります。
(永遠の証人も絡めれば、土地も全て使い放題)
このデッキにおける直接的なフィニッシュ手段は以下の5パターン。(多すぎ?)

(1)マニアック+ドロースペルでセルフLO
(2)歩行バリスタで無限ダメージ
(3)無限法務官の掌握で敵全員LO
(4)無限内にいる獣+バウンスor四肢切断で敵のパーマネント全除去→ネクロポーテンスを設置してエンド宣言→何ターンかかけてタシグル&暴君で殴り切る
(5)適当なスペルを無限白鳥の歌でセルフ打ち消し→無限白鳥トークン生成→ネクロポーテンスを設置してエンド宣言→次ターンに総攻撃

どのルートで使うカードもほとんど単体で機能するものなので、無駄牌が最小限ですむのが特徴。
マニアック、バリスタあたりは無駄牌じゃないの?という疑問もあると思いますが、後述のコンボでも併用するカードなので決して不要牌ではありません。


②生き埋めリアニルート
EDHを代表する即死コンボ・おにぎりウーズ。
一般的には砲台役をトリスケリオンにすることが多いですが、このデッキでは歩行バリスタにしています。
理由としては上記①の(2)のプランと併用可能なためです。

生き埋め+リアニが揃わなくてもウーズは素出しOKなので、気になるのはおにぎりとバリスタをハンドに引き込んでしまうこと。
その点を加味して、大あわての捜索・知識の渇望・意外な授かり物といったルーティングスペルを採用しています。
特におにぎりとバリスタはアーティファクトなので、知識の渇望とのシナジーがGood!

また、このデッキの総マナコスト:155というのは、開始5ターン以内ならおにぎりウーズでライフMAXの敵3人をギリギリ倒せる値として設定しています。(詳細は後日)
では6ターン目以降はおにぎりウーズ絡みのカードは全部無駄牌になるんじゃないの?という疑問もあるでしょうが、その時は生き埋めor納墓から暴君リアニルートに入ることが可能です。
最悪でも、生き埋め1枚でタシグルの探査コスト4枚分になりますしね~♪(無駄を出さないエコ精神)


③マニアック+汚れた契約ルート
ブレイヤでも採用してましたし、もはや説明不要。
上記①、②のコンボは、無のロッド・呪われたトーテム像・墓地対策などで止まってしまうため、それを補うサブプラン。
汚れた契約はインスタントプレイできるサーチカード(主にマナ基盤探し)としても使える点が非常に優秀です。
暴君コンボに入るときに、有色マナファクトが足りない!というケースにちょこちょこ出くわすもので。


以上がDIVE式タシグルにおける勝ち手段まとめでした。
次回はおにぎりウーズと総マナコストの関係について。
他の有力デッキを解体してまで、1年以上経過してからタシグルに舞い戻った経緯について。
その動機がけっこう重要なポイントだと感じたので記事にしておきます。

前々回(8月上旬)の交流会で好成績だったズアーを煮詰めて、お盆休みに身内EDH会をやった時のこと。
自分としてはそこそこ自信をもっていた構築だったのですが、思いのほか負け続けます。
理由について考えてみると、

「ズアーでアタックさせてもらえない」

という当たり前の結論に行き着きました。
特に、前述の交流会に一緒に参加した友人2名はこちらのデッキをよく理解しており、

・マナ基盤に対する妨害(特にタッチカラーで量的に少ない白マナ源を対象に)
・ズアーのキャストを狙い撃ちする打ち消し
・召喚酔いしている間の除去

をきっちりやってきました。
当然のことですが、ジェネラル依存のデッキであるため非常によく刺さる対策です。

一応ズアーを絡めない勝ち手段として、

①アドグレイス
②マニアック+汚れた契約
③生き埋めリアニ(ウーズコンボ)

も搭載していたのですが、これらが機能したのは実質1戦だけ…。

強いけど、最初から下手にヘイトを集めるジェネラルを使うのはやはり大変な環境だなぁと感じました。
さらにいうと、3色以上でジェネラル依存度の高いデッキは上のような対策をされると機能不全に陥る傾向が強いです。
自分が過去に使っていたジェネラルでは、《ネファリアの災い、ジェリーヴァ/Jeleva, Nephalia’s Scourge》もそれに該当しますね。
最近出たのでは、海外評価でいきなりTier.1に指定された《反体制魔道士、ケス/Kess, Dissident Mage》なんかもそうだと思います。

ジェネラルに依存し過ぎず、デッキの中身だけでも十分勝てる構築にすることが必要だと考えました。
特に前述②と③の勝ち手段に関しては青黒2色で成立する高速コンボであり、わざわざ弱色である白を採用せずにすみます。
ならば、それらをメインorサブプランに据えるデッキが望ましい。

最後に、やっぱり自分は、
「暴君で勝ちたい!無限マナ出したい!無限ドローしたい!」
という思考回路になってしまう重い病を患っているため、これらの条件を全て満足し得る「異界の進化→暴君」ルート搭載のタシグルに行き着いたのでした。(ちゃんちゃん♪)


次回は具体的な勝ち手段について。
丸2週間振りの更新です。
早出残業休日出勤が常態化していて、カード触る時間なくてつらい…。
そんな不満を払拭すべく、先日の交流会で手応えを感じた《黄金牙、タシグル/Tasigur, the Golden Fang》を紹介しまーす。

来週の3連休に身内メンバーでEDHする予定が立ったので、それに向けての備忘録。
以下、レシピ。


【ジェネラル】
Tasigur, the Golden Fang / 黄金牙、タシグル

【コンボパーツ】10枚
異界の進化/Eldritch Evolution
潮吹きの暴君/Tidespout Tyrant

壊死のウーズ/Necrotic Ooze
歩行バリスタ/Walking Ballista
Phyrexian Devourer

再活性/Reanimate
動く死体/Animate Dead
ネクロマンシー/Necromancy

研究室の偏執狂/Laboratory Maniac
汚れた契約/Tainted Pact

【ドロー】12枚 
師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top
ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe
渦まく知識/Brainstorm
Mystic Remora
森の知恵/Sylvan Library
大あわての捜索/Frantic Search
知識の渇望/Thirst for Knowledge
意外な授かり物/Windfall
リスティックの研究/Rhystic Study
ネクロポーテンス/Necropotence
むかつき/Ad Nauseam
時のらせん/Time Spiral

【サーチ】9枚
神秘の教示者/Mystical Tutor
吸血の教示者/Vampiric Tutor
納墓/Entomb
リム=ドゥールの櫃/Lim-Dul’s Vault
Demonic Tutor
粗石の魔道士/Trinket Mage
生き埋め/Buried Alive
法務官の掌握/Praetor’s Grasp
白日の下に/Bring to Light

【妨害】15枚
否定の契約/Pact of Negation
精神的つまづき/Mental Misstep
白鳥の歌/Swan Song
秘儀の否定/Arcane Denial
遅延/Delay
意志の力/Force of Will
誤った指図/Misdirection

蒸気の連鎖/Chain of Vapor
自然の要求/Nature’s Claim
サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift
内にいる獣/Beast Within
再利用の賢者/Reclamation Sage
四肢切断/Dismember
毒の濁流/Toxic Deluge

概念泥棒/Notion Thief

【ユーティリティー】4枚
有毒の蘇生/Noxious Revival
瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage
永遠の証人/Eternal Witness
ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph

【マナ加速】20枚
魔力の墓所/Mana Crypt
モックス・ダイアモンド/Mox Diamond
金属モックス/Chrome Mox
オパールのモックス/Mox Opal
水蓮の花びら/Lotus Petal
魔力の櫃/Mana Vault
太陽の指輪/Sol Ring
暗黒の儀式/Dark Ritual
極楽鳥/Birds of Paradise
深き闇のエルフ/Elves of Deep Shadow
死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman
厳かなモノリス/Grim Monolith
友なる石/Fellwar Stone
虹色のレンズ/Prismatic Lens
威圧のタリスマン/Talisman of Dominance
ディミーアの印鑑/Dimir Signet
シミックの印鑑/Simic Signet
ゴルガリの印鑑/Golgari Signet
Copy Artifact
陰謀団の儀式/Cabal Ritual

【土地】29枚
島/Island
冠雪の島/Snow-Covered Island
沼/Swamp
冠雪の沼/Snow-Covered Swamp
森/Forest

湿った墓/Watery Grave
繁殖池/Breeding Pool
草むした墓/Overgrown Tomb
溢れかえる岸辺/Flooded Strand
汚染された三角州/Polluted Delta
沸騰する小湖/Scalding Tarn
霧深い雨林/Misty Rainforest
血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire
湿地の干潟/Marsh Flats
樹木茂る山麓/Wooded Foothills
吹きさらしの荒野/Windswept Heath
地底の大河/Underground River
ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast
ラノワールの荒原/Llanowar Wastes
水没した地下墓地/Drowned Catacomb

古えの墳墓/Ancient Tomb
ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth

統率の塔/Command Tower
禁忌の果樹園/Forbidden Orchard
真鍮の都/City of Brass
マナの合流点/Mana Confluence
宝石の洞窟/Gemstone Caverns
産業の塔/Spire of Industry
風変わりな果樹園/Exotic Orchard


以上。
ジェネラルを除く総マナコスト:155


もう開き直って、デュアルランドなんて1枚も持ってないけどありのままのレシピで公開。
案外この構成でも、土地が原因となるような色事故は起きていないですし。

次回以降の記事で、構築意図やプレイングなどについて解説します。
交流会やら外出やらで、デッキ紹介記事の更新が2週間ほど途絶えていました。
いちおう今回でブレイヤの紹介は一段落させようと思います。

最後は妨害&ユーティリティー枠について。


・《否定の契約/Pact of Negation》
・《精神的つまづき/Mental Misstep》
・《白鳥の歌/Swan Song》
・《秘儀の否定/Arcane Denial》
・《遅延/Delay》
・《意志の力/Force of Will》
・《誤った指図/Misdirection》
僕が青いデッキを組む時にほぼ確実に採用する「カウンター7つ道具」。
キャストに必要なマナ数、青シンボル数が少ないものを厳選しています。
それぞれに特有の強みがありますが、今さら僕が説明するまでもないので割愛。
資産があれば当然、《狼狽の嵐/Flusterstorm》も入れたいところ・・・。攻めにいくときに自分でストームを稼げるデッキなので入れない手はないです。
強いて言えば、身内環境ではクリーチャーでないスペルで即死コンボを狙っていくのが僕くらいなので、自分の動きを通すためにしか使えないから入れてない!って言い訳をすることも出来ますねw(虚勢)


・《沈黙/Silence》
これもかつて遊戯王勢だった影響で好きになったカード。
効果はまさに《大寒波/Cold Wave》。1ターンの間、相手に妨害を撃つとことも許さず、強引に轢き切る最終兵器。
このデッキでは、デッキ引き切り後の間接的フィニッシャーとして運用します。あるいは敵のチェインコンボを止める目的でも。


・《蒸気の連鎖/Chain of Vapor》
コピーで仕返しされる恐れはありますが、序盤で撃つ場合はほとんどその心配はありません。
積極的に仕掛けにいくため、先置きされた妨害置物をどかしたいこのデッキでは相性抜群!


・《サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift》
説明不要。いつでも役割を持てる最強のバウンス。
先発からクローザーまでこなすEDH界の大御所。


・《摩耗+損耗/Wear+Tear》
このカラーリングにおける置物除去の最優。
融合でエンチャントとアーティファクトを同時に割るのが気持ち良すぎる!


・《毒の濁流/Toxic Deluge》
このカラーリングだと他にも優秀なクリーチャー全体除去が多数あります。
《至高の評決/Supreme Verdict》、《滅び/Damnation》などですね。
しかしそれらはキャストコストが4マナで、ブレイヤのキャストとマナ域がかぶっています。
エドリックや緑単セルヴァラがいる身内環境を考慮すると、ライフペイのデメリットよりも早いターンで撃ち込んでいけるこのカードのメリットが大きいと判断しました。


・《虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb》
ここ1~2ヶ月ほどの間で新規採用に至ったカード。
このデッキはEDHの環境全体を見渡しても高速な部類に入ると思いますが、当然もっと速いデッキがあります。
その中でも僕が特に意識しなければならないと考えたのは、ハーミット/ハルクフラッシュ/生き埋めリアニ系の3つ。これらの共通性・特徴は墓地依存のコンボであり、ジェネラルを見ただけではいつコンボをスタートしてくるのか想定できないという恐さがある所です。
そのため、本来ならばこういった対策カードを毛嫌いする僕でしたが、ブレイヤで役立つアーティファクトということもあって採用する決心をしました。
0マナで墓地対策できる《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》もありますが、サブプランとしてマニアックを採用した都合上、ドロー能力を魅力的に感じてこちらを選択。


・《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph》
時にはマナ加速となってデッキの潤滑剤に、時には暴君に化けて盤面フルバウンスの準フィニッシャーに。
ある時は相手のナーセットに化けて、このカード1枚で勝利をもぎ取ったりもww
THE ユーティリティープレイヤー。
FoW、ミスディレのピッチコストになれる点も◎


・《イゼットの魔除け/Izzet Charm》
このデッキではどのモードも使い勝手がいいです。
とりわけルーティングは2枚引ける点が非常に重要で、無限凸からマニアックで締める際にインスタントタイミングで2枚以上引けるカードが重宝します。
また、ブレストと捜索同様、手札に来てしまった重いカードを処理できるのも◎



以上で、全10回に渡るDIVE式《エーテリウム造物師、ブレイヤ/Breya, Etherium Shaper》の紹介を終えます。約1ヶ月の間お付き合いいただき有難う御座います。

統率者2017から再度本気を出そうと思っていましたが、今回は組みたいと思えるジェネラルがいなかったのでスルーの方向で。
しばらくは先日の交流会で手応えを感じたズアーを練り込んでいこうと思います。
前回に引き続き、デッキ紹介①~⑥の記事で触れてこなかったカードについての解説。
レシピはこちらからどうぞ。

http://divejunkie.diarynote.jp/201707301219304304/

今回はサーチカードとサーチ先について。
とは言っても、各種コンボの紹介記事で触れたカードがほとんどなので、今回あらためて話に上げるものの数は少なめ。


・《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
序盤で勝負を決めたいデッキなので、基本的にはマナ加速をサーチ。暴君と仲良しの《Crypt》、《Sol》、《オパモ》が主ですね。
手札補充したい場合の基本が《Remora》と《リス研》で、緊急リカバリーとしては《ネクロポーテンス》。
状況によって《独楽》、《変形者》、《虚無の呪文爆弾》も選択肢になるという構成。

・《商人の巻物/Merchant Scroll》
コンボに繋がる《ミスチュー》、《直観》、《火想者の予見》が第一候補。
次点として、手札に来てしまった重いコンボパーツを処理するために《渦巻く知識》、《大あわての捜索》、《イゼットの魔除け》。
このカードを使ってまでサーチしてきたくはないですが、各種バウンス・打消しも候補になります。

・《Demonic Tutor》
説明不要・・・。
これと《ヴァンチュー》が入らない黒絡みのデッキなんてあるのだろうか?
コンボパーツ、マナ加速、妨害etc.を状況に応じてサーチしてきます。
たとえソーサリーだとしても、わずか2マナで直接ハンドに加わる最強のサーチカード。
余談ですが、かつて遊戯王プレイヤーだった自分が一番驚愕したのがコイツですw

・《粗石の魔道士/Trinket Mage》
大体《悟りの教示者》と同じ用途ですが、盤面に残るクリーチャーなので引き切り前に暴君コンボに入った時はコンボパーツにもなります。
最近は《虚無の呪文爆弾》を持ってこれる点で、自分の中での評価が急上昇中。
(《虚無の呪文爆弾》については後日詳しく記事を書きます。)



計4枚しかありませんでしたね(^_^;)
次回は妨害&ユーティリティー枠について。
デッキには入っているけど、前回記事までで触れてこなかったカードたちについて役割別に解説。
たとえEDHが99枚のハイランダー構成だとしても、きちんとした採用理由が1枚1枚にないとなんだかスッキリしませんしね。(性格の問題ですねw)
こうやって紹介することで、自分の理解度をさらに高めることもできるので一石二鳥です。

今回はドローカードについて解説。


・《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
必須という訳ではありませんが、何かとこのデッキでは使い勝手がいい。
引き切り以外の方法で暴君コンボに入ったとき、《粗石の魔道士/Trinket Mage》や《通電式キー/Voltaic Key》と組めば無限ドローまでいけます。
また、4色で必然的にフェッチランドが多くなるので、シャッフルの度に新しいカードを探しにいけるのが重要な点。
場合によってはブレイヤの能力のコストにもなりますしね。無駄になる要素が見当たらない。

・《渦まく知識/Brainstorm》
サブプランに《マニアック》を採用したことで入ってきたカード。
《無限凸》から《マニアック》で勝ちに行く場合、2枚以上引けるカードが必要になります。
たった1マナで3枚も掘り進めることのできるインスタント。入れない理由がありませんでした。
また、《暴君》や《無限凸》といった手札には来てほしくないカードをライブラリーに戻す手段としても重宝します。
《独楽》と同じく、フェッチランドと好相性なのは言わずもがな。

・《意外な授かり物/Windfall》
・《Wheel of Fortune》
捨ててから引き直す、手札リセット2枚。
最序盤は全力でマナ加速したい→手札が枯れやすい→大量ドローで爆アド!みたいなw
手札に来てしまった重いカードを墓地アドに変換できるなんて最強じゃん。

・《一日のやり直し/Day’s Undoing》
・《時のらせん/Time Spiral》
墓地と手札をライブラリーに混ぜてから引き直す、手札リセット2枚。
身内環境だと、僕のマナファクトは目の敵にされやすいのでそれらを再利用できる点が何より優秀。
また《やり直し》は、《最後の賭け》のペナルティを踏み倒す用途にも使えます。
あ~《Timetwister》もほしぃ~

・《Mystic Remora》
・《リスティックの研究/Rhystic Study》
青茶系コンボデッキで入れない理由なんてあるのか?と、逆に問いたくなる2枚。
これらを設置していれば、自分のコンボを妨害してくる相手に対して解答をタダで今引きできるかもしれないとか・・・。
これだから青はズルいだの汚いだの言われますが、そんなことガン無視してでも僕は採用しますね!

・《ネクロポーテンス/Necropotence》
ディスカードが追放になってしまうため、その点では確かにアンチシナジーです。
しかし、
 (1)手札リセットとは違って自分だけが大量ドローできる
 (2)《Remora》、《リス研》と違って能動的にドローできる
などなど、このカードにしかない利点は山ほどあります。
4色デッキに黒トリプルシンボルはきつくないか?と聞かれることがありますが、《暗黒の儀式》や《陰謀団の儀式》、《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》などを採用しているため、キャストできなくて腐ったという場面はほとんどありません。
また、真っ先にコンボを仕掛けて止められた後に、《悟りの教示者》からサーチして一気にリカバリーなんて芸当も可能です。



次回はサーチカードについて。
デッキ紹介①の記事で、「恥ずかしいからレシピは上げない」なんて言ってましたが、なんだかんだで紹介したくなりましたw
あとは最近、身内のデッキやレシピを覗き見する機会が増えてきて、DNやってる自分が晒さないのはアンフェアな気がしまして・・・。

ただし、丸っきり現状のレシピを晒すのはやっぱり恥ずかしいので、土地だけは理想的な構成に変えて紹介していきます。
以下、リスト。


【ジェネラル】
エーテリウム造物師、ブレイヤ/Breya, Etherium Shaper

【コンボパーツ】 10枚
ミジックスの熟達/Mizzix’s Mastery
呪文ねじり/Spelltwine
無限への突入/Enter the Infinite

むかつき/Ad Nauseam
天使の嗜み/Angel’s Grace

潮吹きの暴君/Tidespout Tyrant
掘葬の儀式/Unburial Rites

研究室の偏執狂/Laboratory Maniac
汚れた契約/Tainted Pact

最後の賭け/Final Fortune

【ドロー】 11枚
師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top
渦まく知識/Brainstorm
信仰無き物あさり/Faithless Looting
Mystic Remora
大あわての捜索/Frantic Search
一日のやり直し/Day’s Undoing
意外な授かり物/Windfall
Wheel of Fortune
リスティックの研究/Rhystic Study
ネクロポーテンス/Necropotence
時のらせん/Time Spiral

【サーチ】 11枚
神秘の教示者/Mystical Tutor
悟りの教示者/Enlightened Tutor
吸血の教示者/Vampiric Tutor
納墓/Entomb
リム=ドゥールの櫃/Lim-Dul’s Vault
商人の巻物/Merchant Scroll
Demonic Tutor
直観/Intuition
粗石の魔道士/Trinket Mage
火想者の予見/Firemind’s Foresight
来世の警告/Behold the Beyond

【妨害】 13枚
否定の契約/Pact of Negation
精神的つまづき/Mental Misstep
白鳥の歌/Swan Song
秘儀の否定/Arcane Denial
遅延/Delay
意志の力/Force of Will
誤った指図/Misdirection

沈黙/Silence

蒸気の連鎖/Chain of Vapor
サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift
摩耗+損耗/Wear+Tear
毒の濁流/Toxic Deluge

※虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb

【ユーティリティー】 2枚
ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph
※イゼットの魔除け/Izzet Charm

【マナ加速】 22枚
魔力の墓所/Mana Crypt
モックス・ダイアモンド/Mox Diamond
金属モックス/Chrome Mox
オパールのモックス/Mox Opal
水蓮の花びら/Lotus Petal
魔力の櫃/Mana Vault
太陽の指輪/Sol Ring
通電式キー/Voltaic Key
暗黒の儀式/Dark Ritual
厳かなモノリス/Grim Monolith
友なる石/Fellwar Stone
虹色のレンズ/Prismatic Lens
発展のタリスマン/Talisman of Progress
威圧のタリスマン/Talisman of Dominance
耽溺のタリスマン/Talisman of Indulgence
アゾリウスの印鑑/Azorius Signet
ディミーアの印鑑/Dimir Signet
ラクドスの印鑑/Rakdos Signet
イゼットの印鑑/Izzet Signet
オルゾフの印鑑/Orzhov Signet
ボロスの印鑑/Boros Signet
陰謀団の儀式/Cabal Ritual

【土地】 30枚
デュアルランド6種
ショックランド6種
フェッチランド10種

古えの墳墓/Ancient Tomb
ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth

統率の塔/Command Tower
禁忌の果樹園/Forbidden Orchard
真鍮の都/City of Brass
マナの合流点/Mana Confluence
産業の塔/Spire of Industry
宝石の洞窟/Gemstone Caverns



以上。
ジェネラルを除く総マナコスト:167
(実際のキャストにかかるコストはまた別)


資産に制限なく理想的な構築が可能な場合は、
 ・Timetwister
 ・伝国の玉璽/Imperial Seal
 ・狼狽の嵐/Flusterstorm
も入れたいです。

※印をつけた2枚は頻繁に入れ替わる枠で、環境・状況次第かなぁと悩んでいます。
他に挙がっている候補は、

【ドロー】
 ・ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe
【妨害】
 ・赤霊破/Red Elemental Blast
 ・紅蓮破/Pyroblast
 ・もみ消し/Stifle
 ・剣を鍬に/Swords to Plowshares
 ・流刑への道/Path to Exile
 ・汚損破/Vandalblast
【リカバリー】
 ・ヨーグモスの意志/Yawgmoth’s Will

などですね。

次回はこれまでの紹介記事で触れてこなかったカードについて、採用理由や運用方法をまとめようと思います。
意外に早く更新できました。
今回は《来世の警告/Behold the Beyond》(以下、警告)について。
前回紹介した《火想者の予見》に続いて、これも通れば1枚で勝てるカード。

手札を全て捨てる代償として、ライブラリーから好きなカードを3枚サーチするという何とも大胆な効果。
即死コンボが横行するEDHでは、3枚サーチ=パーツ全てを呼び込むことが可能となりますね。

タイトルで黒い《歯と爪/Tooth and Nail》と称しましたが、ダブルシンボルを含む7マナで複数枚サーチという性質が似通っているのはお分かりになっていただけるだろうと思います。
実はそれだけではなくて、《警告》も「+2マナ」払うことによって、サーチしてきたカードをそのまま叩きつけることが(擬似的に)可能になるという点こそが、「黒い歯と爪」と称する理由になります。

具体的に言うと《警告》で持ってくるカードを、「《最後の賭け/Final Fortune》+2枚で成立するコンボパーツ」とするのです。
すると、手札に加わった《最後の賭け》によって追加ターンを得られるため、その追加ターン中に残り2枚のコンボを叩きつけることが可能という話です。(これもリンクいただいているかっこかりさんから着想をいただきました。あらためてお礼申し上げます。)
《警告》+《最後の賭け》のキャストに黒黒5+赤赤の計9マナかかりますし、失敗したら敗北というリスクを孕んではいますが、カードタイプを問わない複数サーチという利点は十分実用性に耐えうるものと認識しています。

では例に倣って、サーチ先の候補を予めご紹介。


<コンボ牌>
・納墓/Entomb
・ミジックスの熟達/Mizzix’s Mastery
・呪文ねじり/Spelltwine
・むかつき/Ad Nauseam
・天使の嗜み/Angel’s Grace(以下、グレイス)
・無限への突入/Enter the Infinite (以下、無限凸)
・研究室の偏執狂/Laboratory Maniac(以下、マニアック)
・汚れた契約/Tainted Pact
・軽量ドローカード(《渦まく知識/Brainstorm》、《信仰無き物あさり/Faithless Looting》など)

<サポート>
・各種マナ加速(デッキ紹介②の記事参照)
  http://divejunkie.diarynote.jp/201707192132167809/
・各種妨害(手札がなくなるため、主に《沈黙/Silence》か《否定の契約/Pact of Negation》)


では実際にサーチ対象と動きについて解説します。
《最後の賭け》は引っ張ってきて即キャスト、その追加ターンに入っているという前提になるのでご注意を。


【パターン1】 納墓、ミジックスの熟達
説明割愛。
デッキ紹介①の記事参照  http://divejunkie.diarynote.jp/201707182325279723/
基本の選択肢その1。

【パターン2】 むかつき、グレイス
所謂アドグレイス。これまた説明割愛。
デッキ紹介①の記事参照  http://divejunkie.diarynote.jp/201707182325279723/
基本の選択肢その2。


【パターン3】 ミジックスの熟達、無限凸
墓地に落ちた《警告》を対象に《ミジックスの熟達》を唱え、《無限凸》を捨てます。
《呪文ねじり》+何か2枚をサーチし、《呪文ねじり》によって《無限凸》を踏み倒しキャスト。

かかるマナは、赤3+青5の計10マナ。
直前のターンに《警告》+《最後の賭け》で9マナは払えているので、追加ターン中にマナが足りなければ土地orマナ加速をサーチする形になります。
パターン1・2にいくことがほとんどなのであまり出番のない選択肢ですが、《納墓》・《むかつき》・《グレイス》を既に使っている場合でもいけるコンボルートだというのが重要なポイント。


【パターン4】 ミジックスの熟達、土地or各種マナ加速
土地orマナ加速を出してから、墓地の《警告》を対象に《ミジックスの熟達》をキャスト。
サーチしてくるのは《マニアック》、《汚れた契約》、軽量ドローカードの3枚。
あとはそのまま《マニアック》を出して《汚れた契約》でライブラリーを吹っ飛ばし、軽量ドローで勝つという古典的なやつです。

かかるマナは、赤3+青2+黒1+ドローカード分なので計10マナほど。
《無限凸》、《むかつき》が残っていない場合に狙う選択肢。



ここまで読んでいただいた方は既にお察しのことと思いますが、《警告》で入れる上記コンボ4つでは《予見》と違って、ほとんど妨害札をサーチしてくる余裕がありません。3枚のうち1枚が《最後の賭け》になってしまうためですね。
従ってこのデッキを熟知している人なら、あえて《警告》をスルーしておいて《最後の賭け》の追加ターン中のアクションを止めて、ペナルティで敗北させるというプレイングが可能です。

もしこちらが《警告》を唱えたら、その時点で残っているマナを確認して下さい。
ほとんどの場合で赤赤を残していると思うので、妨害があるなら追加ターン中のアクションを止めるのが無難かと。
あるいは、赤赤が残っていないなら1周回して次のターンに動こうとしてる場合がほとんどです。それなら《警告》自体を止めてもらう方が、こちらにとって痛手となります。

(自分の手の内を晒していく自虐スタイル・・・)



以上がDIVE式ブレイヤの直接的&間接的な勝ち筋になります。
次回以降のテーマは今のところ未定。
(紹介記事は続きます。)

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