意外に早く更新できました。
今回は《来世の警告/Behold the Beyond》(以下、警告)について。
前回紹介した《火想者の予見》に続いて、これも通れば1枚で勝てるカード。
手札を全て捨てる代償として、ライブラリーから好きなカードを3枚サーチするという何とも大胆な効果。
即死コンボが横行するEDHでは、3枚サーチ=パーツ全てを呼び込むことが可能となりますね。
タイトルで黒い《歯と爪/Tooth and Nail》と称しましたが、ダブルシンボルを含む7マナで複数枚サーチという性質が似通っているのはお分かりになっていただけるだろうと思います。
実はそれだけではなくて、《警告》も「+2マナ」払うことによって、サーチしてきたカードをそのまま叩きつけることが(擬似的に)可能になるという点こそが、「黒い歯と爪」と称する理由になります。
具体的に言うと《警告》で持ってくるカードを、「《最後の賭け/Final Fortune》+2枚で成立するコンボパーツ」とするのです。
すると、手札に加わった《最後の賭け》によって追加ターンを得られるため、その追加ターン中に残り2枚のコンボを叩きつけることが可能という話です。(これもリンクいただいているかっこかりさんから着想をいただきました。あらためてお礼申し上げます。)
《警告》+《最後の賭け》のキャストに黒黒5+赤赤の計9マナかかりますし、失敗したら敗北というリスクを孕んではいますが、カードタイプを問わない複数サーチという利点は十分実用性に耐えうるものと認識しています。
では例に倣って、サーチ先の候補を予めご紹介。
<コンボ牌>
・納墓/Entomb
・ミジックスの熟達/Mizzix’s Mastery
・呪文ねじり/Spelltwine
・むかつき/Ad Nauseam
・天使の嗜み/Angel’s Grace(以下、グレイス)
・無限への突入/Enter the Infinite (以下、無限凸)
・研究室の偏執狂/Laboratory Maniac(以下、マニアック)
・汚れた契約/Tainted Pact
・軽量ドローカード(《渦まく知識/Brainstorm》、《信仰無き物あさり/Faithless Looting》など)
<サポート>
・各種マナ加速(デッキ紹介②の記事参照)
http://divejunkie.diarynote.jp/201707192132167809/
・各種妨害(手札がなくなるため、主に《沈黙/Silence》か《否定の契約/Pact of Negation》)
では実際にサーチ対象と動きについて解説します。
《最後の賭け》は引っ張ってきて即キャスト、その追加ターンに入っているという前提になるのでご注意を。
【パターン1】 納墓、ミジックスの熟達
説明割愛。
デッキ紹介①の記事参照 http://divejunkie.diarynote.jp/201707182325279723/
基本の選択肢その1。
【パターン2】 むかつき、グレイス
所謂アドグレイス。これまた説明割愛。
デッキ紹介①の記事参照 http://divejunkie.diarynote.jp/201707182325279723/
基本の選択肢その2。
【パターン3】 ミジックスの熟達、無限凸
墓地に落ちた《警告》を対象に《ミジックスの熟達》を唱え、《無限凸》を捨てます。
《呪文ねじり》+何か2枚をサーチし、《呪文ねじり》によって《無限凸》を踏み倒しキャスト。
かかるマナは、赤3+青5の計10マナ。
直前のターンに《警告》+《最後の賭け》で9マナは払えているので、追加ターン中にマナが足りなければ土地orマナ加速をサーチする形になります。
パターン1・2にいくことがほとんどなのであまり出番のない選択肢ですが、《納墓》・《むかつき》・《グレイス》を既に使っている場合でもいけるコンボルートだというのが重要なポイント。
【パターン4】 ミジックスの熟達、土地or各種マナ加速
土地orマナ加速を出してから、墓地の《警告》を対象に《ミジックスの熟達》をキャスト。
サーチしてくるのは《マニアック》、《汚れた契約》、軽量ドローカードの3枚。
あとはそのまま《マニアック》を出して《汚れた契約》でライブラリーを吹っ飛ばし、軽量ドローで勝つという古典的なやつです。
かかるマナは、赤3+青2+黒1+ドローカード分なので計10マナほど。
《無限凸》、《むかつき》が残っていない場合に狙う選択肢。
ここまで読んでいただいた方は既にお察しのことと思いますが、《警告》で入れる上記コンボ4つでは《予見》と違って、ほとんど妨害札をサーチしてくる余裕がありません。3枚のうち1枚が《最後の賭け》になってしまうためですね。
従ってこのデッキを熟知している人なら、あえて《警告》をスルーしておいて《最後の賭け》の追加ターン中のアクションを止めて、ペナルティで敗北させるというプレイングが可能です。
もしこちらが《警告》を唱えたら、その時点で残っているマナを確認して下さい。
ほとんどの場合で赤赤を残していると思うので、妨害があるなら追加ターン中のアクションを止めるのが無難かと。
あるいは、赤赤が残っていないなら1周回して次のターンに動こうとしてる場合がほとんどです。それなら《警告》自体を止めてもらう方が、こちらにとって痛手となります。
(自分の手の内を晒していく自虐スタイル・・・)
以上がDIVE式ブレイヤの直接的&間接的な勝ち筋になります。
次回以降のテーマは今のところ未定。
(紹介記事は続きます。)
今回は《来世の警告/Behold the Beyond》(以下、警告)について。
前回紹介した《火想者の予見》に続いて、これも通れば1枚で勝てるカード。
手札を全て捨てる代償として、ライブラリーから好きなカードを3枚サーチするという何とも大胆な効果。
即死コンボが横行するEDHでは、3枚サーチ=パーツ全てを呼び込むことが可能となりますね。
タイトルで黒い《歯と爪/Tooth and Nail》と称しましたが、ダブルシンボルを含む7マナで複数枚サーチという性質が似通っているのはお分かりになっていただけるだろうと思います。
実はそれだけではなくて、《警告》も「+2マナ」払うことによって、サーチしてきたカードをそのまま叩きつけることが(擬似的に)可能になるという点こそが、「黒い歯と爪」と称する理由になります。
具体的に言うと《警告》で持ってくるカードを、「《最後の賭け/Final Fortune》+2枚で成立するコンボパーツ」とするのです。
すると、手札に加わった《最後の賭け》によって追加ターンを得られるため、その追加ターン中に残り2枚のコンボを叩きつけることが可能という話です。(これもリンクいただいているかっこかりさんから着想をいただきました。あらためてお礼申し上げます。)
《警告》+《最後の賭け》のキャストに黒黒5+赤赤の計9マナかかりますし、失敗したら敗北というリスクを孕んではいますが、カードタイプを問わない複数サーチという利点は十分実用性に耐えうるものと認識しています。
では例に倣って、サーチ先の候補を予めご紹介。
<コンボ牌>
・納墓/Entomb
・ミジックスの熟達/Mizzix’s Mastery
・呪文ねじり/Spelltwine
・むかつき/Ad Nauseam
・天使の嗜み/Angel’s Grace(以下、グレイス)
・無限への突入/Enter the Infinite (以下、無限凸)
・研究室の偏執狂/Laboratory Maniac(以下、マニアック)
・汚れた契約/Tainted Pact
・軽量ドローカード(《渦まく知識/Brainstorm》、《信仰無き物あさり/Faithless Looting》など)
<サポート>
・各種マナ加速(デッキ紹介②の記事参照)
http://divejunkie.diarynote.jp/201707192132167809/
・各種妨害(手札がなくなるため、主に《沈黙/Silence》か《否定の契約/Pact of Negation》)
では実際にサーチ対象と動きについて解説します。
《最後の賭け》は引っ張ってきて即キャスト、その追加ターンに入っているという前提になるのでご注意を。
【パターン1】 納墓、ミジックスの熟達
説明割愛。
デッキ紹介①の記事参照 http://divejunkie.diarynote.jp/201707182325279723/
基本の選択肢その1。
【パターン2】 むかつき、グレイス
所謂アドグレイス。これまた説明割愛。
デッキ紹介①の記事参照 http://divejunkie.diarynote.jp/201707182325279723/
基本の選択肢その2。
【パターン3】 ミジックスの熟達、無限凸
墓地に落ちた《警告》を対象に《ミジックスの熟達》を唱え、《無限凸》を捨てます。
《呪文ねじり》+何か2枚をサーチし、《呪文ねじり》によって《無限凸》を踏み倒しキャスト。
かかるマナは、赤3+青5の計10マナ。
直前のターンに《警告》+《最後の賭け》で9マナは払えているので、追加ターン中にマナが足りなければ土地orマナ加速をサーチする形になります。
パターン1・2にいくことがほとんどなのであまり出番のない選択肢ですが、《納墓》・《むかつき》・《グレイス》を既に使っている場合でもいけるコンボルートだというのが重要なポイント。
【パターン4】 ミジックスの熟達、土地or各種マナ加速
土地orマナ加速を出してから、墓地の《警告》を対象に《ミジックスの熟達》をキャスト。
サーチしてくるのは《マニアック》、《汚れた契約》、軽量ドローカードの3枚。
あとはそのまま《マニアック》を出して《汚れた契約》でライブラリーを吹っ飛ばし、軽量ドローで勝つという古典的なやつです。
かかるマナは、赤3+青2+黒1+ドローカード分なので計10マナほど。
《無限凸》、《むかつき》が残っていない場合に狙う選択肢。
ここまで読んでいただいた方は既にお察しのことと思いますが、《警告》で入れる上記コンボ4つでは《予見》と違って、ほとんど妨害札をサーチしてくる余裕がありません。3枚のうち1枚が《最後の賭け》になってしまうためですね。
従ってこのデッキを熟知している人なら、あえて《警告》をスルーしておいて《最後の賭け》の追加ターン中のアクションを止めて、ペナルティで敗北させるというプレイングが可能です。
もしこちらが《警告》を唱えたら、その時点で残っているマナを確認して下さい。
ほとんどの場合で赤赤を残していると思うので、妨害があるなら追加ターン中のアクションを止めるのが無難かと。
あるいは、赤赤が残っていないなら1周回して次のターンに動こうとしてる場合がほとんどです。それなら《警告》自体を止めてもらう方が、こちらにとって痛手となります。
(自分の手の内を晒していく自虐スタイル・・・)
以上がDIVE式ブレイヤの直接的&間接的な勝ち筋になります。
次回以降のテーマは今のところ未定。
(紹介記事は続きます。)
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