EDHのデッキ構築における個人的理論 ⑦勝ち筋について
2017年6月14日 EDHデッキ構築論リアルが忙しすぎて、更新が10日も途絶えてしまいました。
(とか言いながら、先週金土日は3日連続でEDHしてたのはナイショww)
前々回の記事までで、マナ基盤→妨害→サーチ→アドバンテージ源 と話が進みました。
個人的構築論も佳境に入って、残すところは本記事を含めて3回の予定です。
今回は勝ち筋についての考察。
既にご存じの方ばかりだと思いますが、EDHで勝利するためには敵2~3人を倒さなくてはならないため、勝ち筋として即死コンボを選択することが多いかと思います。
(コンバットに全身全霊を懸けているみなさんすみません!)
しかし、即死コンボに使われるカードはコンボ始動時以外には死札となってしまう場面が多いのも事実で、その投入枚数は非常に重要な要素だと考えています。
もっと言うなら、勝ちに繋がるカードの合計枚数だけでなく勝ち筋のルートについても多すぎるとデッキの動き自体が鈍ってしまうため、よく吟味して選択する必要があります。
僕のこれまでの経験上、勝ち筋は少なくとも2パターン、どんなに多くても5パターンといったところではないでしょうか。(1パターンのみだと、妨害を受けた後に全くリカバリーできなくなってしまうため)
以下に勝ち筋の選択基準をまとめます。
①使いたいカード/コンボ
まず最優先したいのはこれ。
EDHというフォーマットは、自分のやりたいことを存分に披露するための場だと僕個人は思っているので最重要視。やはりそのデッキを長く使い続けるには愛着を持つことがキッカケになるでしょうし、自分の好きなカード/コンボをまず選ぶのは必然のことだと思います。
自分の場合は、《潮吹きの暴君/Tidespout Tyrant》がそれにあたります。(後日記事を書きたいなー)
②ジェネラル絡みで必要枚数の少ないコンボパーツ
EDHではマナさえあればいつでもプレイできるジェネラルがいるので、ジェネラルを絡めたコンボは比較的狙いやすくなります。
また、いくらジェネラル絡みであっても、他に3枚以上のコンボパーツを揃えなくてはいけないものは集めるのも大変ですし、苦労してプレイできたとしても敵の妨害をかいくぐるだけのリソース(マナ、妨害に対する妨害など)を確保できないまま不発に終わることも…。
ジェネラル+1~2枚で成立するコンボは優先して投入すべきと考えます。
例としては、
・《時間の大魔道士、テフェリー/Teferi, Temporal Archmage》における《鎖のヴェール/The Chain Veil》
・《カーの空奪い、プローシュ/Prossh, Skyraider of Kher》における《食物連鎖/Food Chain》
・《艦長シッセイ/Captain Sisay》、《アーカム・ダグソン/Arcum Dagsson》における《パラドックス装置/Paradox Engine》 など
③ジェネラル以外のカードで成立する、必要枚数の少ないコンボパーツ
ジェネラルには関係ないけれど、必要枚数が少ないならとっととブッパして雑に勝ちを拾えることもままあります。身も蓋も無い話ですが、こういった戦術が強いのもまた事実。
例としては、
・黒いデッキにおける《生き埋め/Buried Alive》系+リアニメイトカード → おにぎりシュート、ワールドゴージャー、人間リアニなど
・赤いデッキにおける《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker》+《侵入警報/Intruder Alarm》or《士気溢れる徴集兵/Zealous Conscripts》など → 無限トークン
・BUGカラーにおける《隠遁ドルイド/Hermit Druid》 → デッキ全部墓地に叩き込んで、好き放題 など
④コンボ時以外でも役に立つコンボパーツ
コンボ前に引き込んでも死札にならないコンボパーツであれば、ナチュラルにデッキに組み込むことができます。
例としては、
・青の濃いデッキにおける《未来予知/Future Sight》系+《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》+コスト軽減カード など(他にもあったはずなのにパッと思い出せなかった…。)
⑤メインの勝ち筋とは軸をずらしたコンボパーツ
必須ではないですが、対策されやすいクリーチャー/アーティファクト/墓地を利用したコンボのみに頼っていると、突如出てきたメタカードで投了…なんてことも起こり得ます。
デッキが完全に機能不全に陥ることのないように、枠取りに余裕があればメインコンボとは軸をずらしたコンボを1種類くらい入れても良いと思います。
以上よりコンボパーツに割く枚数を検討すると、少なめの場合でも2パターンのコンボは搭載するでしょうから「2~4枚」にはなると思います。
逆に多めの場合を考えると、「3枚コンボを3種類」あるいは「2枚コンボを5種類」が限度なので、「10枚以内」に抑えるべきだと考えています。
ここまで7回の記事渡って、99枚デッキのうち6~9割強まで言及してきました。
次回は⑧ユーティリティー枠について。
(とか言いながら、先週金土日は3日連続でEDHしてたのはナイショww)
前々回の記事までで、マナ基盤→妨害→サーチ→アドバンテージ源 と話が進みました。
個人的構築論も佳境に入って、残すところは本記事を含めて3回の予定です。
今回は勝ち筋についての考察。
既にご存じの方ばかりだと思いますが、EDHで勝利するためには敵2~3人を倒さなくてはならないため、勝ち筋として即死コンボを選択することが多いかと思います。
(コンバットに全身全霊を懸けているみなさんすみません!)
しかし、即死コンボに使われるカードはコンボ始動時以外には死札となってしまう場面が多いのも事実で、その投入枚数は非常に重要な要素だと考えています。
もっと言うなら、勝ちに繋がるカードの合計枚数だけでなく勝ち筋のルートについても多すぎるとデッキの動き自体が鈍ってしまうため、よく吟味して選択する必要があります。
僕のこれまでの経験上、勝ち筋は少なくとも2パターン、どんなに多くても5パターンといったところではないでしょうか。(1パターンのみだと、妨害を受けた後に全くリカバリーできなくなってしまうため)
以下に勝ち筋の選択基準をまとめます。
①使いたいカード/コンボ
まず最優先したいのはこれ。
EDHというフォーマットは、自分のやりたいことを存分に披露するための場だと僕個人は思っているので最重要視。やはりそのデッキを長く使い続けるには愛着を持つことがキッカケになるでしょうし、自分の好きなカード/コンボをまず選ぶのは必然のことだと思います。
自分の場合は、《潮吹きの暴君/Tidespout Tyrant》がそれにあたります。(後日記事を書きたいなー)
②ジェネラル絡みで必要枚数の少ないコンボパーツ
EDHではマナさえあればいつでもプレイできるジェネラルがいるので、ジェネラルを絡めたコンボは比較的狙いやすくなります。
また、いくらジェネラル絡みであっても、他に3枚以上のコンボパーツを揃えなくてはいけないものは集めるのも大変ですし、苦労してプレイできたとしても敵の妨害をかいくぐるだけのリソース(マナ、妨害に対する妨害など)を確保できないまま不発に終わることも…。
ジェネラル+1~2枚で成立するコンボは優先して投入すべきと考えます。
例としては、
・《時間の大魔道士、テフェリー/Teferi, Temporal Archmage》における《鎖のヴェール/The Chain Veil》
・《カーの空奪い、プローシュ/Prossh, Skyraider of Kher》における《食物連鎖/Food Chain》
・《艦長シッセイ/Captain Sisay》、《アーカム・ダグソン/Arcum Dagsson》における《パラドックス装置/Paradox Engine》 など
③ジェネラル以外のカードで成立する、必要枚数の少ないコンボパーツ
ジェネラルには関係ないけれど、必要枚数が少ないならとっととブッパして雑に勝ちを拾えることもままあります。身も蓋も無い話ですが、こういった戦術が強いのもまた事実。
例としては、
・黒いデッキにおける《生き埋め/Buried Alive》系+リアニメイトカード → おにぎりシュート、ワールドゴージャー、人間リアニなど
・赤いデッキにおける《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker》+《侵入警報/Intruder Alarm》or《士気溢れる徴集兵/Zealous Conscripts》など → 無限トークン
・BUGカラーにおける《隠遁ドルイド/Hermit Druid》 → デッキ全部墓地に叩き込んで、好き放題 など
④コンボ時以外でも役に立つコンボパーツ
コンボ前に引き込んでも死札にならないコンボパーツであれば、ナチュラルにデッキに組み込むことができます。
例としては、
・青の濃いデッキにおける《未来予知/Future Sight》系+《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》+コスト軽減カード など(他にもあったはずなのにパッと思い出せなかった…。)
⑤メインの勝ち筋とは軸をずらしたコンボパーツ
必須ではないですが、対策されやすいクリーチャー/アーティファクト/墓地を利用したコンボのみに頼っていると、突如出てきたメタカードで投了…なんてことも起こり得ます。
デッキが完全に機能不全に陥ることのないように、枠取りに余裕があればメインコンボとは軸をずらしたコンボを1種類くらい入れても良いと思います。
以上よりコンボパーツに割く枚数を検討すると、少なめの場合でも2パターンのコンボは搭載するでしょうから「2~4枚」にはなると思います。
逆に多めの場合を考えると、「3枚コンボを3種類」あるいは「2枚コンボを5種類」が限度なので、「10枚以内」に抑えるべきだと考えています。
ここまで7回の記事渡って、99枚デッキのうち6~9割強まで言及してきました。
次回は⑧ユーティリティー枠について。
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