(補足その1) 土地枚数とゲーム展開・即死コンボの関係
2017年5月28日 EDHデッキ構築論デッキ構築論の記事を書いている途中ですが、
4本目に進む前に整理しておいたほうが良さそうなことに気づいたので
今回は脱線してそちらのお話。
前回、前々回の記事で当たり前のように、
「初手から3ターン連続で土地を置く → 土地30枚」
と書いてしまいましたが、正直ピンとこない人もいただろうと思います。
しかし、僕がこの基準・枚数に行きついたのにはちゃんと理由があるのです。
先人の皆様のブログ・対戦記などの情報、および自分の体験からですが、
「EDHは概ね開始から4~6ターンでゲームが決する」
ことが非常に多いと感じています。身に覚えのある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで考えてみると、よく見聞きする即死コンボは「合計4~6マナ」域に多いのです。
・《Power Artifact》+《厳かなモノリス/Grim Monolith》or《玄武岩のモノリス/Basalt Monolith》
・《等時の王笏/Isochron Scepter》+《劇的な逆転/Dramatic Reversal》
→無限マナから《トリトンの英雄、トラシオス/Thrasios, Triton Hero》で全ドロー、《ゴブリンの大砲/Goblin Cannon》で無限ダメージなど
・《オーリオックの廃品回収者/Auriok Salvagers》+《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》
→無限マナから《トリトンの英雄、トラシオス/Thrasios, Triton Hero》で全ドロー、《エーテリウム造物師、ブレイヤ/Breya, Etherium Shaper》で無限ダメージなど
・《研究室の偏執狂/Laboratory Maniac》+《Demonic Consultation》or《汚れた契約/Tainted Pact》+軽量ドロースペル
→セルフLOで勝利
・《生き埋め/Buried Alive》+《再活性/Reanimate》などのリアニメイトスペル
→ウーズコンボ、エンチャントリアニの場合はゴージャーコンボも
・《むかつき/Ad Nauseam》
→構築次第では単体でも勝てるし、《天使の嗜み/Angel’s Grace》or《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》と組合せれば全ドロー
などなど、名だたるコンボは「4~6マナ域」にひしめいているのです。
(自分が青黒系のデッキばかり使っているので、例に挙げたものも多少偏りがあるように思いますが、あながち間違ってはいないでしょう)
その「4~6マナ域」に到達して、いよいよコンボ始動となるのが「4~6ターン目」なのです。
例えば、ゲーム展開としては以下のような感じでしょうか。
(例1) 1~2ターン目:土地セット&マナ加速 → 3ターン目:土地セット&コンボパーツをサーチ → 4ターン目:コンボォ!
(例2) 1~3ターン目:土地セット&マナ加速 → 4~5ターン目:他人の妨害をしつつ、コンボパーツをサーチ → 5~6ターン目:コンボォ!
ここまで来て本題に戻ります。
何故「初手から3ターン連続で土地を置くために、土地30枚」なのか?
話としては、自分が「コンボを仕掛ける側」ではなく、「受け側」の場合を想定しているということです。
ターン進行の手番で自分が3~4番手だと、自分の3ターン目開始時には1~2番手のプレイヤーが
次ターンのコンボに向けて準備完了となっている可能性が十分考えられます。
そんな3ターン目に、他人の妨害することも考えず自分も同じように4ターン目のコンボに向けて
マナ加速やサーチで手を進めてタップアウトしていると…。
まぁ負けが込むことと思います。
そこで、マナをかけずに自らのマナを伸ばしつつ、かつ自衛のためにアンタップ状態のマナ源を残す行動こそが、
そう。「土地セット」なのです。
「初手から3ターン連続で土地をセットする」というのは、僕の中では鉄板のルールみたいなものです。
しかし、この考えが120%正しいと思っている訳ではありませんし、
仲間を増やそうと布教しているつもりもありません。
そこで次回は、土地の枚数についての補足記事を書こうと思います。
長文失礼しました。
4本目に進む前に整理しておいたほうが良さそうなことに気づいたので
今回は脱線してそちらのお話。
前回、前々回の記事で当たり前のように、
「初手から3ターン連続で土地を置く → 土地30枚」
と書いてしまいましたが、正直ピンとこない人もいただろうと思います。
しかし、僕がこの基準・枚数に行きついたのにはちゃんと理由があるのです。
先人の皆様のブログ・対戦記などの情報、および自分の体験からですが、
「EDHは概ね開始から4~6ターンでゲームが決する」
ことが非常に多いと感じています。身に覚えのある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで考えてみると、よく見聞きする即死コンボは「合計4~6マナ」域に多いのです。
・《Power Artifact》+《厳かなモノリス/Grim Monolith》or《玄武岩のモノリス/Basalt Monolith》
・《等時の王笏/Isochron Scepter》+《劇的な逆転/Dramatic Reversal》
→無限マナから《トリトンの英雄、トラシオス/Thrasios, Triton Hero》で全ドロー、《ゴブリンの大砲/Goblin Cannon》で無限ダメージなど
・《オーリオックの廃品回収者/Auriok Salvagers》+《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》
→無限マナから《トリトンの英雄、トラシオス/Thrasios, Triton Hero》で全ドロー、《エーテリウム造物師、ブレイヤ/Breya, Etherium Shaper》で無限ダメージなど
・《研究室の偏執狂/Laboratory Maniac》+《Demonic Consultation》or《汚れた契約/Tainted Pact》+軽量ドロースペル
→セルフLOで勝利
・《生き埋め/Buried Alive》+《再活性/Reanimate》などのリアニメイトスペル
→ウーズコンボ、エンチャントリアニの場合はゴージャーコンボも
・《むかつき/Ad Nauseam》
→構築次第では単体でも勝てるし、《天使の嗜み/Angel’s Grace》or《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》と組合せれば全ドロー
などなど、名だたるコンボは「4~6マナ域」にひしめいているのです。
(自分が青黒系のデッキばかり使っているので、例に挙げたものも多少偏りがあるように思いますが、あながち間違ってはいないでしょう)
その「4~6マナ域」に到達して、いよいよコンボ始動となるのが「4~6ターン目」なのです。
例えば、ゲーム展開としては以下のような感じでしょうか。
(例1) 1~2ターン目:土地セット&マナ加速 → 3ターン目:土地セット&コンボパーツをサーチ → 4ターン目:コンボォ!
(例2) 1~3ターン目:土地セット&マナ加速 → 4~5ターン目:他人の妨害をしつつ、コンボパーツをサーチ → 5~6ターン目:コンボォ!
ここまで来て本題に戻ります。
何故「初手から3ターン連続で土地を置くために、土地30枚」なのか?
話としては、自分が「コンボを仕掛ける側」ではなく、「受け側」の場合を想定しているということです。
ターン進行の手番で自分が3~4番手だと、自分の3ターン目開始時には1~2番手のプレイヤーが
次ターンのコンボに向けて準備完了となっている可能性が十分考えられます。
そんな3ターン目に、他人の妨害することも考えず自分も同じように4ターン目のコンボに向けて
マナ加速やサーチで手を進めてタップアウトしていると…。
まぁ負けが込むことと思います。
そこで、マナをかけずに自らのマナを伸ばしつつ、かつ自衛のためにアンタップ状態のマナ源を残す行動こそが、
そう。「土地セット」なのです。
「初手から3ターン連続で土地をセットする」というのは、僕の中では鉄板のルールみたいなものです。
しかし、この考えが120%正しいと思っている訳ではありませんし、
仲間を増やそうと布教しているつもりもありません。
そこで次回は、土地の枚数についての補足記事を書こうと思います。
長文失礼しました。
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